節約のプロが正月に「しない」2つのことと「必ずしている」たった1つのこと
節約アドバイザーの丸山晴美さんは「毎年正月に必ずやっている大事なことがある」そうです。それがその年のお金の使い方に大きく影響するのだそう。節約のプロが正月にやっていることと、逆にしないでいることを聞きしました。 【画像】節約のプロが正月に「しない」2つのことと「必ずしている」たった1つのこと なお、今回ご紹介する情報はすべて2024年12月時点の取材情報を基にしています。 みなさまこんにちは。節約アドバイザーの丸山晴美です。 お金にはトレンドがあって、その情報をキャッチできるか否かで、得する人と損する人に分かれます。私はみなさまに“お金の旬の情報”を“わかりやすく”お届けしていきたいと思います。今回のテーマは「年始にすること、しないこと」!
お正月の帰省はできる限り避ける
年始はどこに行くのも費用が割高で混んでいます。私の実家は北陸なので息子と2人で行くと交通費もかかりますし、さらに親戚へのおみやげなどを買っているとけっこうな出費に。 帰省中は家の手伝いも率先してするため、なかなかゆっくりと正月モードになれないことと、冬は寒すぎるため、私自身の正月の帰省はできるだけ避けています。私が行かない代わりに、息子1人で冬休みや夏休みの期間中に帰省させることもあります。 正月にしか帰省できないかたや、正月だからこそ集るというご家庭は帰省するのがいいと思いますが、そうでないなら混んでいない季節やお祭りなどのイベント時にのんびり帰省したほうが効率的。そのため、わが家の正月は家でゆったりすごすスタイルです。
新春の福袋は買わない
年始の福袋が悪いという意味ではありません。年始から売り出される福袋も多くありますし、中身が見えて通常よりもお得に買えるといったものも。欲しい福袋がある人は買うのがよいと思います。 ただ最近は、10月くらいから福袋の予約が始まり、年内に買うのが主流です。正月になる頃には売り切れていたり、販売を終えていたりするものも少なくないので、基本的に欲しい福袋は年内に買うようにしています。 かつてのデフレの時代は物が安いので、中身が見えない福袋をいくつも買って楽しむことができましたが、物価が上がってきている今は、そういうやり方はムダ買いに繋がります。上手にやりくりするには「必要な分を必要なだけ買う」ことが大切です。 とはいえ、上級者は福袋で購入して必要なものは手元に置いておき、不要なものをフリマアプリなどで売って購入費用の足しにする人もいるので、使い方しだいだなとも思います。