阪神・大竹耕太郎の〝新しい家族〟は猫 その名は「カステラ」 出会いは「運命的」
ニャ~んてステキなオフ♪ 阪神・大竹耕太郎投手(29)が12日、甲子園で取材に応じ、今年から猫を飼い始めていたことを明かした。運命的な出会いとなった愛猫はスコティッシュフォールドで「カステラ」と名付けた。今季11勝を挙げた左のエースは英気をたっぷりと養ってチームを頂点に導く。 【写真】一緒にラーメンを食べる阪神・才木浩人と大竹耕太郎 もふもふの毛に真ん丸な目と顔。見ているだけで癒される。家に帰ると聞こえてくる「ニャー」という鳴き声がたまらない。茶道に華道、座禅とさまざまな趣味を発掘してきた大竹が新しい〝家族〟を紹介してくれた。 「基本、ずっと猫と遊んでいますね。(種類は)スコティッシュフォールド。メスです」 目尻は下がりっぱなし。愛猫との出会いは運命的だった。今年1月にソフトバンク・和田(今季限りで現役引退)らと行っていた長崎での合同自主トレ。大竹は練習中、長崎銘菓のカステラと、カステラにちなんでオレンジ&黒で描かれたネコがデザインされたTシャツを着用していた。 月日が経ち、今シーズンの後半になった。猫好きだという愛妻に背中を押されながら訪れたペットショップで左腕は目を丸くする。 「(毛色が)オレンジ、黒なんですよ。長崎の自主トレで僕が着ていたTシャツと色使いが一緒じゃないですか。ペットショップに入って猫をみたら、運命的な…となった」 かわいい姿に「カステラ」と連呼。だから、名前もカステラにした。 「癒されますよ。やっぱり。めっちゃツンデレなので。基本、突き放されるというか。寄っていくと逃げていく。思うようにいかないなみたいなのがいい」 帰宅すると待っているのは愛猫と過ごす至福のとき。なかなかなつかない〝ネコっぽさ〟も、またいい。カステラのネコパンチでシーズンの疲れも、打ち込まれたときのイライラも吹き飛んだ!? 今季は24試合に登板し、11勝7敗、防御率2・80。2年連続2桁勝利を達成し左のエースとして躍動。陰で支えてくれたのはカステラだった。 「今はただ家にいるだけでも楽しい」