ケリング ボーテCEOが戦略を明かす 「ボッテガ・ヴェネタ」「クリード」を筆頭にフレグランス強化
同社は6月にフランス発フレグランスブランド「マティエール・プルミエール(MATIERE PREMIERE)」の少数株式を取得した。高品質な天然香料を自社で調達する同ブランドを支援する狙いだ。とはいえ「マティエール・プルミエール」への投資は小規模だ。現時点でM&Aは最優先事項ではなく、あくまでブランドポートフォリオの構築に集中しているという。
コルナッジャCEOは来年には「バレンシアガ」の新作フレグランスを発表することも明かし、「われわれには素晴らしいブランドがあり、そのどれもが途方もない可能性を秘めている」とコメントした。