「いとこ婚」が親族間トラブルに発展…!「絶対に妊娠なんてさせないからっ!」という姑が夫婦に対し、大量に差し入れた「驚きのモノ」
祖母が語った「伯母が反対する本当の理由」
数ヵ月後、筆者はひょんなことから、彩美さんの祖母(83歳)とお会いすることができた。 祖母は孫同士の結婚にそれほど抵抗は持っておらず、「ひ孫が抱けたらうれしい」とも話してくれたが、彩美さんの伯母にあたる「長女」がいとこ婚での出産を断固として反対する背景には、「私の出自が関係しているのではないか?」と切り出した。 「私が生まれ育ったのは長らく近親婚が繰り返されていた土地で、そのせいか何代か続いた家には必ずと言っていいほど、心か身体に障がいを持った人が生まれました。その話を長女が中学生くらいの時にした覚えがあります。もしかしたら、それが影響しているのかもしれません」 この話を彩美さんに伝えたところ、 「それは初めて聞きました。そういうことも踏まえた上で夫と子づくりについて話し合おうと思います」 と言い、さらに数日後、 「夫婦で話し合いを重ねた結果、やはり子どもは欲しいという結論になった」 と報告があった。 「とはいえ、伯母や周囲の人たちの気持ちも無下にはできないので、まずは私たち自身がリスクについてきちんと理解したうえで、あらためて覚悟を伝えたいと思いました」 彩美さん夫婦は、近いうちに「遺伝子カウンセリング」と「遺伝子検査」を受ける予定だという。 清水 芽々さんの連載記事「子宝に恵まれなかった40代夫婦の元保育士妻が、子だくさん家庭に子供の世話を押し付けられて生活が激変…! 厚意が仇となった、壮絶すぎる「隣人トラブル」」もあわせてどうぞ
清水 芽々(ノンフィクションライター)
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