すぐ捨てない暮らし方ーーフォロワー約15万の人気インスタ「エシカルなまいにち」がまるごと一冊に
フォロワー約15万人の人気インスタグラム「エシカルなまいにち」がまるごと一冊に。エシカルライフ研究家・RIRIKOさんによる『今すぐマネできる エシカルライフ118のアイデア図鑑』(辰巳出版)が発売された。大阪の郊外で、夫+3人の子ども+保護犬1匹と暮らす中で、何度も失敗を重ねながら導き出したアイデアなので、日常の生活にだれでも取り入れやすくて、愉しくて、ずっと続けたくなることばかり。 【写真】すぐに捨てない暮らし「これならできそう」な具体例がいっぱいの紙面 ファーストフード、ファストファッションをすっぱり止めてエシカルライフをスタートした著者の暮らしは、さらしや保存容器を利用することで、ラップなし、キッチンペーパーなし、お掃除シートなしを実現。さらには電子レンジをやめて蒸し器を使う、サスティナブルな商品を選んで無駄を省く、コンポストでゴミを循環するなど。難しそうに思えますが、普段の生活の視点を少し変えるだけで、だれでもマネができる。 SDGs(持続可能な開発目標)の達成は2030年。あと6年となった。SDGsの個人的アクションがエシカルライフ。本書は、意識はあるけれど、何からやったらいいか分からないという人のための実践例だ。紹介しているアイデアの中から、みんなが3割くらいを目標に実践すれば、確実に未来の地球が変わるはず。 SDGsやサスティナブルという言葉が教育の現場にも浸透し、家庭科の教科書にもSDGsが解説されている。しかし、学校でリユースやリサイクルの大切さを知っても、実践できる場所がなければ、子どもたちはなかなか身に着けることはできない。本書は3人の子のママである著者がどのように子どもたちにSDGsやエシカルな暮らしをどのように伝えているのか、エピソードも紹介。親子でSDGsや環境の話をするときのヒントになる。 大切なのは、完璧を目指すのではなく、できることから始める、疲れたら休んでもOKということ。なぜならエシカルライフは持続しなければ意味がないから。118のアイデアの中から「これならずっと続けられそう、愉しそう」というものを選んで、ぜひ愉しみながら続けてみてほしい。
文=リアルサウンド編集部