【新馬戦総括】キングメーカー 血統通りの奥深さにA評価
A評価は東西から1頭ずつ。京都の芝1800メートル戦はキングメーカーが1番人気に応えた。前々で立ち回り、直線は2着馬が伸びてくる分だけ自身も脚を使って1馬身差V。先頭に立って物見するなど幼さを見せながらも勝ち切った点を評価したい。祖母の全兄にG1・3勝マンハッタンカフェがおり、奥の深さを感じさせる配合だ。東京のダート1600メートル戦を勝ち上がったレイクストライプスは芝スタートで1歩目こそスッと出なかったが、ダートに入ってから抜群の行きっぷり。しまいも脚を使った。母インファルターメはダート8FのアルゼンチンG1(20年エストレジャス大賞ジュベナイルフィリーズ)勝ち。伸びしろは大きい。 福島芝1800メートル戦のウインファヴォリは4角で外に膨れ、ゴール入線後も外ラチに向かって鞍上のドイルを振り落とした。粗削りながら香港G1・2勝ウインブライトのおいにあたり、血統的にも将来性が高い。