【インドネシア】9月のモトGP、経済効果4.3兆ルピア超へ
インドネシアの国営観光持ち株会社アフィアシ・パリウィサタ・インドネシア(Injourney)は26日、9月27~29日に西ヌサトゥンガラ州ロンボク島で開催される世界最高峰の二輪レース「ロードレース世界選手権(モトGP)」の経済効果が、昨年実績の4兆3,000億ルピア(約402億円)を上回るとみている。 Injourneyのマヤ・ワトノ取締役(マーケティング・観光プログラム担当)によれば、モトGPが開催されるサーキットのあるマンダリカ観光経済特区は、政府が指定する五大優先観光地の中では昨年に国内旅行者数が最も増えた場所という。 今年のモトGPは、レース観戦者以外にも多くの来場者を誘致するため、期間中には複数の著名アーティストのライブを開催。また国営バンク・マンディリと協力して、同行のモバイルアプリ「Livin」の利用者向けに9月2日から29日まで入場料の割引券などを販売する。