大坂なおみ 開幕戦で8強、元日にストレート勝ちで8年ぶり準々決勝へ<女子テニス>
ASBクラシック
女子テニスのASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)は1日、シングルス2回戦が行われ、第7シードの大坂なおみが世界ランク470位のJ・グラバー(オーストリア)を7-5, 6-3のストレートで破り、2017年以来8年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。 【大坂なおみ、日比野菜緒ら ASBクラシック組合せ】 27歳で世界ランク57位の大坂が同大会に出場するのは8年ぶり2度目。初出場となった2017年は8強入りしている。 開幕戦となった今大会、1回戦で予選勝者で世界ランク220位のL・グルシュコ(イスラエル)を下し2回戦に駒を進めた。 一方、28歳で元世界ランク54位のグラバーは1回戦で、予選勝者で世界ランク158位のL・ロメロ=ゴルマス(スペイン)を下しての勝ち上がり。 元日に初の顔合わせとなった両者。試合は第2ゲームで大坂が4度のブレークチャンスを決め切れずにいると、そのままゲームカウント5-5に。第11ゲームで迎えた大坂のサービスゲームでは40-15の時点で突如大雨が降り始め、約40分間中断する。 再開後、第11ゲームをキープした大坂は第12ゲームで40-15からブレークチャンスとなるセットポイントを握ると、最後はグラバーのミスを誘い出しブレークに成功。第1セットを先取した。 第2セット、序盤は互いにサービスゲームのキープを続けるが、第6ゲームで大坂がブレークに成功。そのリードを守り抜き勝利した。試合時間は中断した約40分を抜いて1時間25分。 準々決勝では世界ランク92位のH・バプティスト(アメリカ)とラッキールーザーで本戦入りした同179位のJ・バレージ(イギリス)の勝者と対戦する。