メッシなど“元バルサ組”を擁するインテル・マイアミの新監督はシャビ氏? 10年以上バルサで勤務のGMがキーマンか
アルゼンチンメディアの『オレ』は20日、2023-24シーズン終了をもってバルセロナの監督を退任したシャビ・エルナンデス氏がインテル・マイアミの新監督候補であると報じた。 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシらを擁するインテル・マイアミは、レギュラーシーズンのMLSイースタン・カンファレンスをMLS史上最高となる勝ち点「74」で終え、東西合わせた最多勝ち点チームに与えられるサポーターズ・シールドを初めて獲得。しかし、レギュラーシーズン終了後に各リーグの上位9チームずつが参戦するMLSカップ・プレーオフの1回戦で、ワイルドカードから勝ち上がってきた東地区9位のアトランタ・ユナイテッドに敗れシーズンを終了していた。 そんなインテル・マイアミを率いていたアルゼンチン人監督ヘラルド・マルティーノ氏が一身上の都合で退任を決断したと19日に複数メディアが報道。 このような状況下で、メッシとバルセロナでともにプレーしたシャビ氏が後任候補に挙がっているという。 報道によると、インテル・マイアミGMのシャビエル・アセンシ氏はバルセロナの本拠地カタルーニャ州出身で、バルセロナで10年以上勤務した経験を持ち、メッシのインテル・マイアミ入団に大きな役割を果たした。また、アセンシ氏は現在インテル・マイアミでプレーする元ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ、元スペイン代表DFセルヒオ・ブスケツというかつてバルセロナでプレーした選手たちと良好な関係を築いている。 そんなアセンシ氏が、シャビ氏と4人の“元バルサ組”がマイアミで再会するキーマンになる可能性があるようだ。 スペインメディア『スポルト』は、シャビ氏は2024-25シーズンは休養をとり、来夏に監督のオファーを待つ姿勢だとしている。 しかし、来年FIFAクラブワールドカップ2025(Mundial de Clubes FIFA 25)を戦うインテル・マイアミは名声を持つ監督を必要としており、バルセロナで選手と監督として数々のタイトルを獲得し、監督としてのゲームプランを有するシャビ氏はまさに求める人材で、“元バルセロナ組”も同監督の就任を受け入れると説明している。 なお、他の監督候補として元ブラジル代表監督のチッチ氏、元ドイツ代表監督のヨアヒム・レーヴ氏、元チェルシー監督のフランク・ランパード氏、元マンチェスター・ユナイテッド監督のエリック・テン・ハフ氏、元ユヴェントス監督のマッシミリアーノ・アッレグリ氏、元ラツィオ監督のマウリツィオ・サッリ氏などの名前が挙げられている。
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