ザンダー・シャウフェレが小中高生にゴルフクリニックを開催! 「調子が悪いとき」の解決策や「ゴルフでもっとも大事なこと」をアドバイス
パッティングのアドバイスも真剣
トークショーの後はパッティングのレッスンが行われた。指導を受けたのは高校生の梶谷駿くん。 まずは「ショートパットで一番大事なのはどこを狙うか。どこを向いているか、どこを狙っているかで入るか入らないが決まります」とアドバイス。 「手が震えたときにはどうすればいいですか」という質問には、「小さいときはグリッププレッシャーをあまり強くしないほうがいいと教えられてきたけど、タイガーに聞いたらグリッププレッシャーが強いほうで、私もプレッシャーがかかったときは10割中6、7割で握ることが多いです」とシャウフェレ流を答えた。
梶谷くんがショートパットでカップの左を外したのを見ると、すかさずアドバイス。 「ちょっと左を向いているね。真ん中を狙って左を向いているのでショートパットでも左に行くミスが出る。距離が長くなれば長くなるほどちょっと左を向くだけで大きなミスになります。ショートパットは向きが大事なんだ」 また、シャウフェレは高校生のころと今とでは練習法が変わったという。 「高校生のころはボールを打つことばかりに集中していたが、最近はパターのほうを練習するようになって、ショット練習に集中するのは7日に1回ぐらい。基本的にパターがメインです」とパターの重要性を最後にアドバイスした。
パターレッスンの後、サプライズが……
レッスンの後はパター対決。参加者には直筆サイン入りのパターカバーが手渡され、シャウフェレからのプレゼントをかけたじゃんけん大会も行われた。 そのプレゼントとは世界に「263」個しかない「TOUR BAG COLLECTION XANDERパター」。シャウフェレが愛用するプロトタイプをもとにしたレプリカで、全米プロと全英オープンの2勝を含む4つのメジャー大会のトータルスコア「263」(史上最少ストローク)にちなんだ数だ。そのうちの貴重な1個のパターがかかった真剣勝負。 覚えたての「サイショハ、グー」で始めたじゃんけん勝負にシャウフェレも力がこもった。「グー」の形がメジャーで優勝したときのような"ガッツポーズ"で応戦。大きな盛り上がりを見せた。