フジロックで大反響、Frikoが相思相愛の日本で語る「マイベスト」人生を変えた音楽と新作の展望
地元シカゴをもっとも象徴する音楽
―あなたたちの地元、シカゴをもっとも象徴する音楽は何でしょうか? ニコ:難しいなあ。僕のお気に入りのシカゴバンドはリズ・フェアで、特に最初のアルバム(『Exile in Guyville』)かな。 ベイリー:私も。 ニコ:あとはスマッシング・パンプキンズの『Siamese Dream』。やっぱりロックミュージックで有名なのは、スマッシング・パンプキンズとかリズ・フェアとかだよね。でも最近はフィノムがお気に入り。高校生の頃から聴いてたけど。シマには子供がいて、赤ん坊と一緒にツアーを回ってるんだって。ハードすぎるよね。あと好きなのはヘムロックとか。ちなみに、ベイリーは時々ヘムロックでベースとして参加してるよ。 ベイリー:V.V. Lightbodyも。 ニコ:ああ、そうだ。それにホースガール。 ベイリー:今はニューヨークを拠点にしてるけど、シカゴ出身だから。 ニコ:あと、シカゴはヒップホップやラップシーンも大きいんだ。 ベイリー:ハウスミュージックもシカゴで生まれたし。そこまで詳しいわけじゃないけど、ハウスは聴いたりするし、二人とも好きだよ。 ニコ:たしかに、そう。 ―じゃあ最後に、自分たちでフェスをオーガナイズするとしたら、理想のラインナップは? ニコ:シカゴフェスティバルをやりたいと思ってたんだ。すべてシカゴ出身のバンドのラインナップを組もう! ベイリー:ジャンルを混ぜても楽しいよね、グラデーションを持たせてさ。フォークミュージックからスタートして、夜が更けるにつれてDJセットやハウスミュージックをセットする。 ニコ: シカゴの友人たちもいっぱいいるし、僕らが本当にオーガナイズできたらいいよね……うん、だからシカゴフェスティバル! --- FRIKO JAPAN TOUR 2024 2024年11月19日(火)大阪 UMEDA CLUB QUATTRO 2024年11月21日(木)東京 KANDA SQUARE HALL 『Where we’ve been, Where we go from here』 発売中
Yoshiharu Kobayashi