現役ドラフトで日本ハムからは鈴木が広島へ、田中瑛が巨人に移籍
出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させるために導入された現役ドラフトが9日、非公開で開催された。日本ハムからは鈴木健矢投手(26)が広島へ、田中瑛斗投手(25)が巨人へ移籍することになった。 現役ドラフトでは初の1球団から2人の移籍となる。鈴木は、新庄監督の提案で22年に下手投げに転向。昨季は24試合に登板し、エスコンフィールドでのチームの先発初白星を挙げるなど6勝をマークした。「突然のことでびっくりしている。エスコンフィールドの初勝利は一番の思い出。違うリーグになるが、日本シリーズで戦えるように頑張る」と誓った。 田中瑛は、清宮らと同学年の高卒7年目右腕。21年オフに育成契約となったが、22年に支配下で再契約すると、同年にはプロ初勝利も挙げた。新天地での活躍に向け「新たな球団でしっかり結果を出し、ファイターズファンに活躍する姿を見せて恩返ししたい」と先を見据えた。