さらば「V10」エンジン ランボルギーニ・ウラカン UK中古車ガイド 後継はV8で値上がり必至?
新車時代のAUTOCARの評価は?
特に注目したいのが、その走り味。ウラカンは先代より高度な技術を搭載し、明らかにモダンなスーパーカーへ進化した。それでいて、正真正銘のゾクゾクするようなランボルギーニ。現代稀に見る、鮮烈な体験を得られる。(2014年5月7日)
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ギャレス・ジョーンズ氏 「これまでガヤルドを所有してきましたが、2024年4月にウラカン・スパイダーへ乗り換えています。落ち着いた色を探し、グリージョ・アンタレスという珍しいシルバーのLP610-4と出会えました。他とは違う雰囲気が欲しかったんです」 「まだ半年しか経っていませんが、今までに生じたコストは2000ポンド(約39万円)の点検整備費用のみ。英国では1年間の保証が付帯するので、正規ディーラーでの購入がベストだと思います」 「美しく、乗り心地は良いですし、高速道路での燃費は9.2km/Lと期待以上。サウンドもいうことなしです!」
購入時に気をつけたいポイント
■エンジン アイドリング時に回転が乱れる場合は、カムシャフト・センサーの不調が疑われる。交換は比較的簡単。もし原因が異なるなら、その車両の購入は見送りたい。 ■排気系統 純正マフラーのテールパイプ部分は、緩みがちで外れることも。しっかり固定されているか確かめたい。 ■ボディ 車高が低いため、ノーズリフト機能がない場合は、フロントスカートを傷つけやすい。マットカラーの塗装は、飛び石傷などの修理が大変。保護フィルムでラッピングされた例が望ましい。 ■ブレーキ パッドとディスクの摩耗具合を確かめる。特にカーボンセラミック・システムは高価。 ■電気系統 ノーズリフト機能のモジュールは、フロントガラスの付け根から水が侵入し、故障する場合がある。修理にはユニット交換しか手はなく、予め防水対策をしたいところ。 MMIと呼ばれるタッチモニター式のインフォテインメント・システムは、不調になりがち。走行中、勝手に再起動したりフリーズすることがある。事前に試乗し、正常に動作するか確かめたい。 不調はソフトウェアのアップデートで解決できる場合も多いが、タッチモニター一式の交換へ至ることも。もちろん、安くはない。 ■ツールキット 標準のツールキットには、ハンドブレーキが故障した場合に、ブレーキを解除するデバイスが付属している。これが紛失していないか確かめたい。