屋根も信号の押しボタンも記者も雪にすっぽり…北海道でまとまった雪 幌加内は積雪105cm「これからが勝負」
HTB北海道ニュース
屋根も、信号の押しボタンも、記者も・・・雪にすっぽりです。 カメラマン「消えた!」 永山友菜記者) 「家の前に設置されている灯油タンクの上には、高く雪が積もっています。そして道路脇には、除雪された雪が私の身長を超える高さまで積もっています」。 午後5時に積雪が108センチとなった幌加内町朱鞠内。園児たちが安全に登園できるよう、保育士の女性が朝から雪かきを行っていました。
保育士) 「子どもたちはきょうは楽しみにしてくる。子どもたちにとっては(雪は)宝の山です。何して遊ぼうって」。 去年よりも9日早く1メートルを超えましたが、町民にとってはまだ序の口のようです。 幌加内町民) 「年内に1m50cmはある。まだ50cmくらい降る。これからが勝負」。 真冬になるとワカサギ釣りで賑わう朱鞠内湖もうっすらと氷が張り始めていました。 札幌も雪と厳しい寒さに見舞われています。 大原麻潤記者) 「冷たい風とともに雪が降り続いています。除雪されていない歩道を歩くと、足首まですっぽり埋まってしまうほど雪が積もっています」。 12日は道内54地点で今季最低気温を更新し、札幌も今季最低のマイナス5.0℃を観測。12月下旬並みの気温となりました。 午前6時の積雪は19cmで、家の前にはたんまりと雪が・・・・ 札幌市民) (Q大変ですね。)「はい、疲れました。仕事行く前に疲れました」 「大変だけどね北海道生まれだからしかたないね」。 道路や公共交通機関にも雪の影響がでています。 道央自動車道は、江別東インターと美唄インターの間の両方向が、吹雪のため通行止めとなっています。朝から路面が凍っていて、事故も相次いだということです。 また、JRでは車両のブレーキ装置が凍結した影響で、快速エアポートなど函館線と千歳線を走る8本が運休となりおよそ3200人に影響が出ました。道内は13日も引き続き、局地的な大雪や真冬並みの寒さとなる見込みで、交通障害や路面の凍結に注意が必要です。
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