とろりと溶けたジャガイモが体にしみじみ。素朴な味わいの「ジャガイモと豚のシチュー」
家事に育児にお仕事、様々な出来事をこなした一日の終わり。頑張り通しの毎日の中で、「とにかく夜ごはんを作るのがしんどい!」という日もありますよね。 【画像を見る】ほんのりとした酸味もおいしい!発酵食品の良さを引き出すお酢を加えたみそ汁で腸活プラス代謝アップ! しかしながら、そんな疲れた体には外食だとちょっと重いかも…なんて時におすすめしたいのが、料理家で管理栄養士の長谷川あかりさんが提案する「いたわりごはん」です。 簡単なのに手の込んだ味で、心と体がほぐれていく、おいしくてやさしい理想のレシピ。自宅ならではのやわらかくて落ち着く味にほんのひとさじ加えた新鮮さが、気持ちを上げてくれること間違いなし。ぜひお試しを! ■ジャガイモと豚のシチュー 牛乳も小麦粉も使わない、素朴なシチュー。 とろりと溶けたジャガイモが、疲れた体に染み渡ります。 ■◆材料(2人分) 豚ロースとんかつ用肉……200g 塩……小さじ1/2(肉の1.5%) 砂糖……小さじ1(肉の1.5%) ジャガイモ……2個(約250g) A ・水……350ml ・料理酒……大さじ2 ・黒コショウ……たっぷり ■◆作り方 1 豚肉は2cmの角切りにし、塩、砂糖を粒感がなくなるまでしっかりもみ込む。ジャガイモは皮をむいて2cmの角切りにする。 2 豚肉、ジャガイモ、Aを深めのフライパンに入れ、強めの中火にかける。煮立ったらアクを除き、蓋をして弱めの中火で20分煮る。 3 お玉などでジャガイモを潰したら、蓋をせずにときどき混ぜながら9~10分弱火で煮る。もったりとやさしいとろみがつくまで煮詰めたら、味見をして、塩(分量外)で味を調える。 memo 少し時間はかかるけれど、手間いらずで心地よく作れます。ごはんにかけても美味。 ■レシピを参考にするときは ・このレシピでは、料理酒の雑味を生かし、味に奥行きをもたらすため、日本酒ではなく、「加塩」タイプの料理酒を使用しています。料理酒は商品によって塩分量が異なるので、味見をして塩で味を調えてください。 【著者プロフィール】 長谷川あかり 料理家、管理栄養士。埼玉県生まれ。10歳から20歳まで子役・タレントとして活動。大学で栄養学を学んだ後、SNSで始めたレシピ投稿が注目を集め、瞬く間に大反響となり人気アカウントに。雑誌やWEBなどで幅広くレシピ開発を行う。 ※本記事は長谷川あかり著の書籍『いたわりごはん2 今夜も食べたいおつかれさまレシピ帖』から一部抜粋・編集しました