GW中、服もコスメも、“捨てられない私”から脱出!心を鬼にしなくてもできる【お片付け術】!
愛しているからこそ、増え続けるコスメや服。「もったいない」「まだ使えそう」なアイテムも、思い切って整理するべきときが来るもの。そこで、コスメの捨て時、服を手放そうと思ったスタイリストさんのお話などをご紹介。 【コスメの捨て方診断】あなたは正しくコスメを捨てられている?
2シーズン使わなかったコスメは今すぐチェックして正解!
ヘアメイク 輝・ナディアさん コスメは保存の仕方や使い方により、かなり状態が変わってきます。不快な匂いがしないか、変色していないか、分離していないか、テクスチャーに変化がないか、など状態をマメに確認することが大切です。捨て時の目安としては、2シーズン使っていないアイテムは優先的にチェックしましょう。
人気スタイリストがダンボール100箱分の服を手放したワケ
「あれ、こんな服あったっけ?」「1年以上着ていないけど手放せない」etc.片付かないクローゼットを前にため息をついた経験、一度はあるのでは? 誰もが抱えるそんな悩みを解決するべく、大人気スタイリスト・小山田早織さんお片付け術を大公開! まずは、「ダンボール100箱もあったという洋服を手放せたそのワケ」を語ってくれました。
――ダンボール100箱とはすごいですね。でもそんなすぐに誰でも手放せるものなのでしょうか?
私も最初からすんなり手放せたわけではありません。そもそもミニマリストになりたいわけではないし、断捨離にまつわる本を読み漁って実践するもうまくいかず、出したモノを畳んで戻すだけなんてこともしばしば。そしてそんな試行錯誤の末にたどり着いたのは、自己流の片づけ法、“好きなモノ探し”でした。大好きな洋服が詰まったクローゼットの中から、本当に好きなモノを探していく作業です。 結果、しがみついていた所有という名の鎧を捨て、片づけに成功しただけでなく、自分の価値観を受け入れ、感性を大切にしたいと思える揺るぎない自信まで得ることができたのです。
――一番好きなモノを探す作業なら、楽しんでできそうです! でもこれってクローゼットに特化した整理整頓のお話なのでしょうか。
いえ、クローゼットだけではありません。このクローゼットを完成させたら、同じメソッドで家じゅうの整理整頓までもがあっという間に終わります。まさに私がそうでしたから。ちなみにクローゼットだけなら1日2時間×3日で完成します。 実はこの片づけ法を実践したら、次々と不思議なことが起こったんです。私の場合はまず、悩んでいた人間関係が急展開を見せ、すべてが好転しました。まるでクローゼットそのもののように人間関係もシンプルに大切な人だけに囲まれるようになり、何より家族との時間をより密度の濃いものへと変化させることができたのです。 さらには、仕事そのものの質が変わり、育児を楽しみながら、量をこなすのではなく1つ1つの仕事に落ち着いて丁寧に向き合えるようになりました。過度なストレスから解放され、毎日のお仕事の内容にもワクワクできています。 文/飛谷朋見 Edited by VOCE編集部
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