DeNA・伊勢が来季は先発転向へ「圧倒できてない」と自ら希望 1・1億から16%減の9250万円で更改
DeNA・伊勢大夢投手が12日、神奈川・横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸1億1000万円から16%ダウンの9250万円でサインした。(金額は推定) 伊勢は2022年は71試合、昨季は58試合に登板したが、今季は2軍降格も味わい37試合登板、2勝3敗、18ホールドだった。「悔しかったのは、優勝できなかったこと。チームを勝たせられなかったこと」と話した。 これまで中継ぎの柱として活躍してきた伊勢だが、「先発希望を出していて」と先発転向の意思を伝えたことを明かした。 今季、自身の2軍調整期間に徳山、中川虎、坂本ら若手のリリーフ陣が頭角を現したことを挙げながら「(若手救援陣が)マウンド上で100を出せているのを見て、僕に欠けているところだと感じた。自分の投球でそれを感じなくなった。圧倒できている感じじゃない」と吐露。「球団からも、『(先発ローテの)6枚目に入るようでは、リリーバーとして使いたい』と言われている。東さんと左右でチーム引っ張れるようにやっていきたい」と目標を掲げた。