本島北部に線状降水帯発生で猛烈な雨を観測 9日夜遅くまで土砂災害に厳重に警戒
本島北部では9日未明、線状降水帯により猛烈な雨が降ったところがあり、土砂災害や洪水による災害発生の危険度が高まっています。厳重に警戒してください。 本島北部では9日未明、線状降水帯が発生し降り始めから午前10時までに東村平良で445.5ミリ国頭村奥で350.5ミリの雨が降りました。 この雨の影響で大宜味村津波では、アザカ川が氾濫し橋の欄干には大量の流木が確認されました。 この付近では、車も水没しました。 車の所有者: 「どんどん水かさがあがってきて、車の中にも水が入ってきて結局車の天井の所まで水がきて自分と家内が二人で車の上に避難して、エンジンはもう止まりました」 消防や警察によりますと、これまでに県内ではけが人などの情報は入っていません。 また、道路に土砂が流れ込み東村の国道331号線や、東村と大宜味村をつなぐ県道14号線が通行止めになっていて、本島北部では家屋の床上・床下浸水が10件確認されています。 本島地方では、このあとも多い所で1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
沖縄テレビ