人手不足深刻な介護現場の救世主!? 進化する”介護テック”最新機器が創る「幸せな社会」
RKB毎日放送
介護分野の人材不足が深刻化する中、現場を支援するテクノロジー=「介護テック」が進化しています。 【写真で見る】介護現場の救世主 最新の介護システムとは 海外からも注目される北九州市の開発現場や実際に活躍している最新の介護システムとは ■開発進む”近未来の介護テック” 北九州市若松区にある九州工業大学キューテックラボ。 「スマートライフケア共創工房」では、最先端のロボット技術を駆使し先進的な介護機器の研究・開発を進めています。 介護負担を和らげる人工筋肉を使ったスーツや、カメラで手の動きを読み取り、触れなくても作業ができるロボットアームなど、近未来の介護テックが生まれようとしています。 指導するのは、介護ロボットのスペシャリスト、柴田智宏教授です。 九州工業大学 生命体工学研究科 柴田智広 教授「介護分野の技術開発は、世界的にも大変注目されています。北九州市にも中国や他の国から介護施設の見学者が訪れますし、ここのスマートライフ共創工房自体も世界中から見学に来ます。そうなると、ますます企業も参入して、製品が進化していくんです」 ■安心・安全・負担軽減・・・最先端の介護機器とは 北九州市は、最先端の介護機器の介護施設への導入を積極的に支援しています。 北九州市小倉北区の「福祉用具プラザ北九州」内にある「北九州市介護ロボット導入支援・普及促進センター」では、介護施設を想定した部屋に介護機器が展示されています。 北九州市介護ロボット導入支援・普及促進センター 樽本洋平 センター長「実際に介護現場でいま活躍しているような機器を、手にとって触って確かめることができるような展示をしています」 まずはベッド周辺の機器。 各種のカメラで介護者の様子を見守るだけでなく、マットレスの下に敷いた「非接触型センサー」によって自動的に健康状態をチェックし、モニター上で心拍数や呼吸数などを常に測定することができます。 そして、介護現場で大きな力となるのが「移乗支援機器」です。 展示されているのは介護ロボット「移乗です」
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