大相撲九州場所「触れ太鼓」福岡に響く…呼び出しら、街に繰り出し軽快な音
大相撲九州場所の初日を翌日に控えた9日、開催を知らせる「触れ太鼓」の音色が福岡の街に鳴り響いた。 【写真】九州場所へ向け調整する正代
会場の福岡国際センター(福岡市博多区)では、場所の安泰を願う「土俵祭」が行われ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)らが出席。神事の後に、触れ太鼓が登場した。呼び出しらが土俵の周囲を回りながら軽快な音を響かせた後、街に繰り出した。
九州場所には、新大関の大の里関や、正代関ら九州出身力士の活躍も期待されている。入場券は、九州場所としては1996年以来28年ぶりに15日間完売となっている。
九州場所担当部長を務める福岡県直方市出身の浅香山親方(元大関魁皇)は「チケットが売れ、たくさんの方に足を運んでいただける。力士に大きな声援を送ってほしい」と話した。