中日・立浪監督が退任表明…権藤博さん「監督の味としては出なかった」指摘した同じ3年目“新庄監督との差”
Q.立浪監督から教えてもらったことで一番印象深いことは? 石川昂弥選手: 「練習の時の態度だったりもそうですし、1軍で使おうとしてくれたのは立浪監督で」 Q.かけてもらった言葉で一番覚えているものは? 石川昂弥選手: 「『結果が出なくても、やり続けることが大事』というのはすごく印象に残っています」
細川成也選手: 「僕はクビ寸前だった身ですし、そんな僕をドラゴンズに拾っていただいて、監督に使っていただいて、感謝しかない気持ちですし、勝たせてあげられなくて本当に申し訳ないなと気持ちはあります」
■ファンからは「残念」「寂しい」
名古屋・栄のグッズショップ前では、立浪監督の退任を惜しむ声も…。
ファン: 「立浪監督は選手時代から立派な成績を収めた人だから残念だよね。もうちょっと頑張ってほしかったね」 別のファン: 「選手としてかなり好きだったので、監督としても好成績を残すかなと思っていたんですけど。こういう成績で悲しいですけど、もうちょっと続けてほしかったというのが本音ではありますね。ちょっと寂しいです」
■“レジェンド”権藤博さんが語る 新庄監督との違い
ドラゴンズのレジェンド、権藤博さんは立浪監督の3年間をこう振り返りました。
権藤博さん: 「この世界はね、結果が全てなんですよ。采配云々より、結果が全てなの。悔しかったでしょうね、これだけ勝てなかったというのは。何とかならんかったかとは思ったろうけど、何ともならなかったわけですよ。『お、やっと立浪かぁ』と思ったら、監督の味としては出なかったね。新庄には、ちょっと軽いけど面白いとかあるじゃないですか、明るいとか。立浪は真面目だけど、正面に出て『行くぞ!』という覇気が選手には出なかったと私は思います」 立浪監督が最後に指揮を執るのは10月6日。バンテリンドームでのベイスターズ戦となります。