きょう(火)の天気 変わりやすい天気も各地で晴れ間あり 残暑は厳しく37℃予想も 中秋の名月は広く観測チャンス 台風14号は水曜日に奄美・沖縄に最接近へ
きょう17日(火)も変わりやすい天気となるが、各地で晴れ間はあり、厳しい残暑となりそうだ。九州では37℃まで気温の上がる所があり、きのう暑さが和らいだ東京都心も、再び真夏日となる見込み。一方、今夜は中秋の名月だが、広く観測チャンスがありそうだ。
変わりやすい空模様も晴れ間あり にわか雨は局地的
きょうも秋雨前線や湿った空気の影響で、全国的に変わりやすい空模様となりそうだ。午前5時現在、北海道など一部に雨雲がかかっており、日中も局地的ににわか雨や雷雨がある見込み。ただ、降り続くタイプの雨ではなく、範囲も狭い見込みで、各地で晴れ間もありそうだ。
今夜は中秋の名月 広くお月見チャンスあり
今夜は「中秋の名月」だが、変わりやすい天気ながらも晴れ間があるため、広く観測チャンスがありそうだ。雲がかかる所もあるが、雲に隠れながらチラチラ見える姿も、また風情があって良いかもしれない。 なお、中秋の名月とは、太陰太陽暦(明治5年まで日本で使われていた暦)の8月15日の夜に見える月のことで、別名は「芋名月」。また、来月15日には「十三夜」があり、これは「豆名月」や「栗名月」とも呼ばれている。今年の中秋の名月は満月ではないものの、あすが満月であるため、ほぼまんまるなお月様を楽しめそうだ。
残暑はまだ続く 九州北部は37℃予想も
気温はきょうも全国的にこの時季としては高く、厳しい残暑となりそうだ。東京都心ではきのう、13日ぶりに30℃を下回り、真夏日から解放されたが、きょうは再び32℃まで上がる予想となっている。また、佐賀など九州北部では37℃まで上がる所もあり、西日本では危険な残暑となることが予想される。きょうは近畿から九州にかけて熱中症警戒アラートが発表されており、引き続き体調管理に気をつけたい。
台風14号北上中 水曜日に奄美・沖縄に最接近へ
大型の台風14号は午前3時にはマリアナ諸島にあって、1時間に25キロの速度で北西に進んでいる。台風は今後も北上を続け、18日(水)に奄美や沖縄に最も接近するおそれがある。奄美や沖縄では今夜から本降りの雨となり、次第に天気が荒れてくる見通し。19日(木)にかけて、うねりを伴った高波に警戒し、強風、高潮、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。 (気象予報士・多胡安那)