吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け(全文9)メディアをコントロールする意思はない
どのタイミングで全員クビだと話したのか
スポーツニッポン:分かりました。そのあと、4名の方とお話しされたと思うんですけど、どのタイミングで全員首やっていうような話をされたのか、それが冗談だったのか強い調子だったのか、そこら辺のことはどうでしょう。 岡本:どのタイミングといいますか、それまでに僕は発表したい、僕はお金もらってない、僕はこれぐらいです、いやいや、そんな自分だけ発表するなんて、そんなおかしいです、リリースの文言はこう書いてほしい、みたいなことをずっとやり取りをしてたので。先ほどの話になりますけれども、その大事なところを忘れてるわけではないと思いますけれども、その瞬間というか、その状況の中で置かれてるような気がしたので、それをずっと続いてたところで、もうええかげんにせえという発言をしております。 スポーツニッポン:それで、宮迫さんのほうが会見のほうで、その発言を受けて何も言うことができなかった、萎縮したというようなことがあったんですけど、それについてはどう思われてますか、今。 岡本:僕は、先ほども申し上げましたけれども、彼らとの距離感みたいなことを含めて、それが身内みたいなつもりで思ってたところが、そういうことでなかったということについては反省しなければいけないというふうに思っております。 スポーツニッポン:ありがとうございます。 笠井:それでは次の質問をお願いします。じゃあ真ん中のブロックの一番端の方、いらっしゃいますか。その今の質問していただいた方の真後ろです。
どれぐらいの損害が生じてるのか
サンケイスポーツ:サンケイスポーツ、【ヤマシタ 04:02:24】と申します。7月11日のくだりで、損害も生じているがファミリーだから請求しないっていうくだりがあるんですけど、これ、吉本興業にはどれぐらいな損害が具体的に生じてるのかっていうことを1つ質問したいんですけど。 もう1つ、『アメトーーク!』とか「ロンハー」とか、スポンサーが今回の騒動でCMを控えて、ACジャパンのCMに代わったりとかしてると思うんですけども、これに関して会社のトップとしてどういう思いがあるのかと。この2点を、すいません、お願いします。 岡本:損害のところでは小林くん。 小林:現状の損害額ということですけれども、特に見積もっているわけではございません。今後発生しうるものとしたら編集費だとか、イベントのポスターの再印刷費だとか、そういったことが入ってくると思います。それと、今後の逸失利益というか、無形的損害みたいなこともあり得るのかなとは思っていますが、具体的な金額で何か数字が出てるという状況ではございません。 岡本:もう1つの、ACさんの広告等、各局さん、ご迷惑をお掛けしているというふうに思って、その件でよろしいですか、すいません。 サンケイスポーツ:そうです、その件です。各局に迷惑も掛けてると思いますし、スポンサーさんですよね。やっぱりCMを控えるというか、撤退しないにしても、ACジャパンのCMが流れるっていうのは普通の視聴者からして非常に異常な事態だなということを思ったと思うんですね。そういう世間的に騒動になったのは、そこが結構大きなことだったんじゃないかとは思うんですけども、これだけ大きなことを、吉本のイメージを著しく悪化させたというふうに世間は見ると思うんですけど、そのことについて経営トップとしてのお考えをお聞きしたいです。 岡本:それも含めて今回、私が至らなかったということですから、また、それによって放送局さんはじめスポンサーさんはじめご迷惑をお掛けしたことも含めては、きちんと、ここにありますコンプライアンスの再徹底とタレントファーストというところをいま一度ご理解いただけるように進めてまいれればというふうに思っております。 笠井:それでは次の質問をお願いいたします。じゃあその同じ列の真ん中のブロックの白いシャツの方、お願いします。