【中日】松木平優太「文句一つ言わず育てていただいた」初勝利で祖母に涙の感謝
◇プロ野球セ・リーグ 中日1-0ヤクルト(31日、バンテリンドーム) 中日・松木平優太投手が6回無失点の好投でプロ初勝利をあげました。 【画像】7月30日試合終了時点のセ・リーグ順位表 松木平投手は育成出身のプロ4年目。7月に支配下登録を勝ち取ると、10日のDeNA戦でプロ初登板を果たし、7回3失点も敗戦投手となっていました。 プロ2試合目のこの日は、2回に満塁のピンチ、5回にも1アウト2、3塁などの危ない場面もありましたが、無失点で切り抜けて6回、被安打4、4奪三振、無失点で初勝利を収めました。 試合後のヒーローインタビューに登場した松木平投手は、「バンテリンドーム初登板なので緊張したのですが、多くのファンの方々に応援してもらったおかげですごくいい投球ができました」コメント。 長い育成生活では「しんどいことから逃げずに立ち向かっていこうという強い気持ちで日々過ごしていた」と明かしました。 前日の試合では同期入団の高橋宏斗投手が白星をあげており、「いいバトンをもらったので、いいリレーができた」と話すと、高橋投手はベンチで両手をあげて松木平投手をたたえました。 また、幼少期から育ててくれた祖母に向けて「小さい頃から文句一つ言わず僕のことを育てていただいたので、本当に感謝しかないですし、またいい姿を見せたいです」と感謝の気持ちを述べた松木平投手。思わず涙をこぼすと、球場は温かい声援や拍手に包まれました。 最後は「ここまで本当にたくさんの応援ありがとうございます」とファンに感謝の言葉を述べ、「これからもチームの勝利に貢献できるように頑張るので応援よろしくお願いします」とさらなる飛躍に向けて意気込みました。