アメコミ×プロレスを行ったアクトレスガールズたち

　12月6日～8日に幕張メッセで開催中の『東京コミックコンベンション2024（以下東京コミコン）』の初日に、アクトレスガールズによる『コスプレクロスオーバーバトル！アメコミ×プロレス』が開催された。 　女優や声優からバレエダンサーやプロコンカフェ嬢まで幅広く所属するエンターテイメント集団アクトレスガールズ。前回の大阪コミコンではジョーカーやパワーガール、スパイダーマンなどに扮したアクトレスガールズたちによるプロレス試合で会場は大興奮に包まれ、この人気を受けて東京コミコンでも開催が決定。 　8万5千人以上が来場する東京コミコンに、アクトレスガールズ入団以前からコミコン出演皆勤賞の“アメコミ大好き女優”才原茉莉乃がパワーガールに扮して登場し、ハーレイ・クインに扮した新井みずかリングアナと並ぶとリング周りで足を止めていた外国人から歓声があがる。 　アメコミトークが繰り広げられる中で、突如グランド・マスターとなったKYANRENが現れ闘いの始まりを告げると、茉莉のジョーカー＆汐月なぎさのスカーレットウィッチが現れ、ウィッチがスパイダーマンと、ジョーカーがパワーガールと共闘することに。

スパイダーマンを追い詰めるジョーカー

　パワーガールが流石のパワーでウィッチを追い込んでいくが、パワーガールのパンチを受け止めたウィッチがチョークスラムで反撃。スパイダーマンも軽快な動きでウィッチを追い込み会場から歓声が上がるが、ジョーカーがスパイダーマンにレッグラリアートを叩き込んでサーカスのようなロープ渡りで会場中を挑発する。 　スパイダーマンのマスクをジョーカーが引き剥がすと会場から悲鳴が上がり、そのまま場外乱闘で客席の眼前で闘いが繰り広げられる。 　リングに戻るとジョーカーがウィッチをロープに押し込んで痛めつけ、ハーレイは反則カウントを途中で止めてジョーカーに肩入れするためグウェンと鹿目まどかが助けに入ると、グウェンとスパイダーマンでダブルの619をジョーカーに突き刺す。一気に勢いにのるスパイダーマンたちだったが、ハーレイが3カウントを数えず無視をするためグウェンがマイクを奪い、その瞬間スパイダーマンがジョーカーにミサイルキックを突き刺しフォール。グウェンが3カウントを宣言し、さらに鹿目まどかが勝利のゴングを鳴らしてスパイダーマンの勝利となった。