トヨタが「“4人乗り”アルファード」発売! 1480万円の超高級ミニバン登場もすでに入手困難!? 新型「スペーシャスラウンジ」の販売状況は?
すでに入手困難!? スペーシャスラウンジの販売状況はどう?
4人乗り仕様に関しては「ジャパンモビリティショー2023」でトヨタ車体が披露した「ヴェルファイア・スペーシャスラウンジ・コンセプト」が話題を呼び、以前から市販化の噂が持ち上がっていました。 ただし、実際に販売されるのはアルファードをベースとしたモデルとなり、その価格はPHEVモデルが1480万円、ハイブリッドモデルが1270万円と非常に高額です。 改良モデルのアルファードは、すでに販売店で受付が始まっているようですが、これほどまでに高額なアルファード スペーシャスラウンジについて、トヨタの販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
関東圏のトヨタ販売店担当者は、次のように話します。 「通常モデル含めて発表直後から多くの問い合わせを頂いておりますが、実を言いますと当店舗ではスペーシャスラウンジを取り扱っていません。 仮に販売した場合は、スペーシャスラウンジ単独の受注枠ではなく、エグゼクティブラウンジの受注枠に含まれる形になります。 なお、当店舗でPHEVは1台しか受注枠を持っておらず、発売前ですがハイブリッドモデルの枠もすべて埋まっている状態です」 関西圏の別のトヨタ販売店担当者は次のように話します。 「スペーシャスラウンジに興味を示すお客様は少ないながらもいらっしゃいます。ただし、ベースとなるPHEVに関しては当店舗の割当台数が1台のみとなっており、エグゼクティブラウンジのハイブリッドモデルに関してもすべて契約済みです。 現時点でPHEV購入希望者は3名いらっしゃいますが、いずれの方もスペーシャスラウンジではなく通常の6人乗り仕様をご希望です。 納車時期は通常のアルファードであれば早ければ2025年2月頃、遅ければ8月頃となりそうですが、スペーシャスラウンジは車検場への持ち込み登録となるため、時期によっては多少遅れる可能性もあります」 ※ ※ ※ 店舗によってはスペーシャスラウンジを扱っておらず、店舗によって受注方法や受注台数も異なるため、購入を希望する場合は販売店を何軒か当たって回る必要がありそうです。 とくに通常のPHEVモデルは多くの店舗で1台しか販売台数を確保しておらず、ただでさえ希少な存在です。スペーシャスラウンジのPHEVともなると、さらに希少なクルマとなります。 注目を集めるスペーシャスラウンジですが、購入費用を工面できたとしても実際に購入するのは難しいかもしれません。
Peacock Blue K.K.