７回、代走の仕事をきっちりこなし、追加点のホームを踏んだ日本ハム・五十幡亮汰(右)

「プレミア12」に出場する侍ジャパンの五十幡亮汰外野手（25＝日本ハム）が、10日に行われたチェコとの強化試合（バンテリン）に7回から代走で途中出場し「連続盗塁」を決める好走を見せた。 　2点リードで迎えた7回だった。先頭打者の牧（DeNA）がフェンス直撃の右前打を放つと、五十幡が代走で一塁に。相手投手のけん制球を交わして盗塁を成功させると、その数分後には三盗にも成功。自らの足で無死三塁までチャンスを広げて球場を沸かせると、源田（西武）のニゴロの間に悠々と本塁へ生還。3点目をもぎ取った。 　五十幡は「スタート切ればいけるなと思ったので思い切っていきました。（二盗は）シーズン中だったら絶対（アウトを）取られてると思うんで、大会前にいい経験ができたなと思うので、またしっかり対策を頭に入れて塁にいきたいです」と振り返り「もちろんスキがあればどんどん狙っていきたいですし、やっぱ先の塁、先の塁に行った方が得点にもつながるので、そういったところはほんとに積極的に狙っていきたい。しっかり集中して、その中で自分にプレッシャーをかけながら楽しんでやっていきたいなっていうふうに思います」と意気込んだ。