元手200万円から資産1億円を築いた株クラ界の重鎮・DAIBOUCHOUの投資遍歴
「元祖」株クラ・インフルエンサーのDAIBOUCHOU氏は、株式投資を始めてわずか6年で保有資産評価額が10億円に達したことで著名である。ライブドアショックで保有資産を一瞬にして4億円減らすなどの憂き目を経験しつつも、株式投資による生涯利益は10億円以上にも上るという。 【動画】元手200万円から資産10億円を築いた株クラ界の重鎮・DAIBOUCHOU氏に聞く株式投資マイルール…リスキーな「信用二階建て」で億り人になった方法と2024年後半注目銘柄 そんな同氏が元手200万円から資産1億円に到達するまでの過程について、みんかぶマガジンTV動画で語っていただいたーー。
投資を始めて4年で億り人に
私が投資を始めたのは、単純に、お金を持て余していても仕方ないからです。会社員になってから貯めたお金と、ヤフオクの転売などで稼いだお金が合わせて200万円になったので、「次は投資でも始めようかな」と思ったんです。2000年のことです。 でも株式投資は「勝てるもの」とは思っていなかったので、最初は豊富な現預金を保有しているにもかかわらず株価が安い「資産バリュー株」を中心に購入して、「負けない投資」をしていました。PBRが安い順に買っていましたね。割安株が評価されれば、大きく勝てはしなくても、負けはしませんから。 すると1年後には資産が400万円になりました。そのお金で海外旅行をして、ラジオ番組の相場観コンテストに出演し、優勝しました。そのときは、「稼いだお金で海外旅行できて、コンテストに勝てて、これだけでも十分かな」と思っていました。
「信用二階建て」を駆使して最速で億り人になった
「このままじゃお金が増えないな」と思って、2年目あたりから割安成長株にも投資するようになりました。「負けない投資」からスタイルを変更したのです。 私はパチンコをやらないのですが、Yahoo!の掲示板などでパチスロがヒットしていることを知り、サミーの株を購入しました。また、当時焼肉チェーン「牛角」を経営していたレインズも購入しました。「牛角」には行列ができるほど人気があるにもかかわらず、狂牛病の風評被害で割安に評価されていると見ていました。 2003年には、フージャースとアーネストワンを信用二階建て取引で購入します。信用二階建て取引とは、信用取引の保証金として現金ではなく保有する現物株を担保に、担保にした銘柄とまったく同じ銘柄を購入する、ハイリスク・ハイリターンな投資手法です。そして、私の得意技でもあります。 両社とも分譲マンション事業を展開していますが、ホームページを調べると両社が売り出しているマンションが売れていることがわかっていたんです。「完売御礼」などと掲載されているマンションが多かったので、決算が出れば株価は上がるだろうと見ていました。当時はまだインターネットを使う人も少なかったので、そうした情報に触れられる人は少なかった、という優位性もありました。その見立てが当たり、2004年には資産評価額1億円を突破することができました。
みんかぶマガジンTV
【関連記事】
- 【動画】元手200万円から資産10億円を築いた株クラ界の重鎮・DAIBOUCHOU氏に聞く株式投資マイルール…リスキーな「信用二階建て」で億り人になった方法と2024年後半注目銘柄
- 6年で10億稼いだ爆速投資家がたどり着いた「買いタイミング・売りタイミング」6つのルール…PER20倍以上、四半期決算はここを読め
- 6年で10億稼いだ爆速投資家が「絶対にやらない」3つのこと…みんかぶだから読める、2023要注目15銘柄と王道3銘柄
- 6年で資産10億!爆速投資家の「株選定の3ルール」と2023年”要チェック銘柄10”…絶対失敗する人の共通点
- 50万→1.5億投資家が注目銘柄を全公開…800億円投資家・清原達郎理論で見つけた超割安株をぶっちゃける