新幹線で予約した「特大荷物スペースつき座席」を利用していると、大きな楽器を持った人に席の交換を頼まれました。スーツケースがあったため断ったのですが、何かよい方法はあったのでしょうか?
新幹線には、大きな荷物を持ち込む人のために特大荷物スペースつき座席が用意されています。実際に利用したことがある人もいるかもしれませんが、座っている際に席の交換を依頼されるケースもあるようです。 自身も荷物を持っていて席の交換を断ることになった場合、なにかいい方法があるのでしょうか。 この記事では特大荷物スペースつき座席の概要や料金、予約方法をまとめました。席の交換に関する内容もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
特大荷物スペースつき座席とは?
特大荷物スペースつき座席とは、一部指定席車両の最後部座席のことです。荷物置きのスペースは最後部座席の後ろに確保されており、利用可能なサイズの荷物であれば、問題なく対象のスペースを利用して車内に持ち込めます。 なお、新幹線の車内へは、3辺合計で160センチメートル以下の荷物までしか持ち込めません。160センチメートルを超える荷物については、特大荷物スペースがついている座席の事前予約が必要とされています。 ただし、160センチメートルを超えている場合も、以下に該当するものであれば、予約をせずに持ち込んでも問題はありません。 ・スポーツ用品(専用の袋やケースへの収納が必要) ・楽器 ・車いす ・ベビーカー 上記に該当しない160センチメートルを超えるものを新幹線の車内へ持ち込みたい場合は、特大荷物スペースの事前予約を忘れないようにしましょう。
特大荷物スペースつき座席の料金や予約方法
特大荷物スペースつき座席の料金は、普通車指定席またはグリーン車指定席の値段と変わりません。そのため、特大荷物を持ち込むとあらかじめ分かっているのであれば、該当の席を予約しておくといいでしょう。 なお、事前予約せず特大荷物を持ち込んだ場合は、1000円程度の持ち込み手数料が加算されるため、注意が必要です。 特大荷物スペースつき座席は、ネット予約はもちろん駅の券売機でも購入できます。ネット予約、券売機での購入ともに、座席指定の箇所で特大荷物スペースつき座席を選べるようなので、忘れずに選択しましょう。
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