桜丘のキャプテンを務める畑野瑞季［写真］＝SoftBank ウインターカップ2024

　12月23日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』が開幕。武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた男子1回戦で、桜丘高校（愛知県）と県立佐賀東高校（佐賀県）が対戦し、桜丘が2回戦進出を決めた。 　第1クォーターは15－6とロースコアの立ち上がりとなった試合。桜丘は高尾ショーンがインサイドで奮闘しつつ、ベンチスタートだった中野直人が得点源となり、9点リードの32－23で折り返した。 　試合が大きく動いたのは、ハーフタイム明けの第3クォーター。桜丘は身長203センチの2年生、ディアィ シェイク トゥーバ フェイの連続得点で突き放しにかかると、ベンチスタートだったキャプテンの畑野瑞季が約2分半ほどで9得点を挙げ20点差に。最終第4クォーターもベンチメンバーが奮闘した桜丘が、最終スコア76－46で2回戦へと駒を進めた。 　桜丘はフェイが11得点10リバウンド、高尾が10得点11リバウンドでダブルダブルを達成。先発出場した波多野貴斗らが不発だった一方で、ジェイ ムハメド、畑野らベンチメンバーが合計49得点を挙げる活躍を見せた。 　勝利した桜丘は、明日24日12時20分から東京体育館で行われる2回戦で、県立秋田工業高校（秋田県）に勝利した北陸高校（福井県）と対戦する。 ■試合結果 ＜武蔵野の森総合スポーツプラザ 京王トレインポイントコート＞ 桜丘 76－46 県立佐賀東 桜丘｜15｜17｜22｜22｜＝76 佐賀｜ 6｜17｜10｜13｜＝46