見失いかけた心に変化が…大人の日記帳「3つのよいことノート」を始めて気づいたこと
仕事・家事・育児に追われ、一日が終わるとクタクタに…。 多忙な毎日があっという間に過ぎていくなかで、次々とタスクをこなしているのにも関わらず、なぜか満足感を得られなくて空しさを感じてしまうことはありませんか。 見失いかけた心に変化が…大人の日記帳「3つのよいことノート」を始めて気づいたこと かくいう筆者も、単身赴任中の夫に代わって家庭を回し、2人の子どもたちを育て、フリーランス業を営む慌ただしい日々が続き、自分を見失いかけていました。 そんな時、ふと思い立ってはじめてみたのが日記帳「大人のための3つのよいことノート」でした。
理想の自分に近づくためのアイデアノート
「大人のための3つのよいことノート」は、その名のとおり社会人向けの日記帳です。 寝る前に一日を振り返ってみて、よかったと思えたことを3つ書き出すだけ。非常にシンプルなのですが、ポイントは日々の「よいこと」がすべて目標に紐づけられていることです。 この日記帳を使うにあたって、まず一番はじめに「もっともなりたい理想の自分」を言語化します。 そして、その理想をふまえたうえで、実現するためには1年後どんなことを達成していたいか、そのためには1カ月後どんなことを達成していたいか、そのためには1週間後…というように、バックキャスティングしていきます。 そして、理想の自分に近づくために取った具体的なアクションを「よいこと」として書き留めていくことで、日々小さな達成感を味わうことができるようになるのがミソ。まさに塵も積もれば山となる、なのです。
きっかけは子どものための「よいことノート」
「3つのよいことノート」との出会いは5年前に遡ります。 たまたま長男が通っていた小学校で試験的に導入された「3つのよいことノート【スクール版】」を試してみたところ、子どもと話す機会が増え、話の内容にポジティブな要素が多くなったことを実感でき、好印象を抱きました。 その後、2020年春にパンデミックの影響で小学校が一斉に休校に追い込まれた時にも、「3つのよいことノート」を家庭内で導入。 毎日子どもたちに「うれしかったこと」、「がんばったこと」、「ありがとうとおもったこと」と、必要に応じて「こまったこと・いやだったこと」を書き出してもらい、それに対して親がコメントを書き足す作業を繰り返していくうちに、子どもたちとの対話を深めることができただけでなく、より「よいこと」に目を向けられるようになりました。