子ども2人の世話をしている専業主婦です。時間と手間がかかる「水回り」の掃除を少しでも楽にしたいのですが、業者に依頼して「コーティング加工」する場合、費用はどの程度になるのでしょうか…?
水回りの掃除は手間がかかるにもかかわらず、定期的に行わないとしつこい汚れになってしまうことがあるため、家事の中でも負担に感じている人も多いのではないでしょうか。子育てをしているのなら、なおさら時間が欲しくなることでしょう。 そこで本記事では、毎日の家事負担を減らせる「水回りのコーティング」について、メリットや費用の相場を解説します。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
水回りの掃除は誰もが面倒と思っている
毎日の家事は、比較的楽しみながらできるものから苦手とするものまで、さまざまです。どれが好きか苦手かは人にもよりますが、2023年にマイナビがマイナビ会員男女501人を対象に行った「嫌いな掃除ランキング」調査では、次のような結果が出ました。 1位:トイレ掃除(40.1%) 2位:風呂場の掃除(26.5%) 3位:キッチン掃除(13.3%) このように上位半数以上の割合が、「水回りの掃除が嫌い」という回答をしています。この結果から、多くの人が水回りの掃除を面倒に感じていることが分かりました。 水回りの掃除が苦手なのには、「しつこい汚れが多い」「ぬめりや黒ずみを触るのが苦手」「掃除してもすぐ汚れる」などと感じている人が多いからではないかと推測されます。
水回りのコーティングとは
多くの人が面倒と思っていたり、苦手意識があったりする水回りの掃除は、コーティングすれば楽になることをご存じでしょうか。 水回りのコーティングとは、水回りと呼ばれるキッチンや洗面台のシンクやトイレ、浴室の浴槽や壁などを樹脂の被膜で覆いコーティングすることです。 シンクやトイレ、浴槽などには、目に見えないたくさんの凹凸があります。コーティングするとそれらの凹凸が埋まって表面が平らになり、カビや水あかなどの汚れが付着しにくくなるのです。
コーティングのメリットやデメリットは?
水回りのコーティングには、先述の通り掃除がしやすくなるだけでなく、カビの繁殖を防げるなど多くのメリットがあります。 一方で、コーティングを施すこと自体にはデメリットがないものの、費用がやや高額であるのが難点です。またコーティングは、効果は半永久的なものではありません。そのため、良い状態を保つには、数年に一度はコーティングをし直す必要があります。