【NFL】「責任は私にある」と試合終盤の失策を認めるビルズHCマクダーモット
「3回連続でランを選んだとしても、1プレーごとに6秒ずつ消費して、結局同じような状況になっていたかもしれない。いずれにしても、私を筆頭に、自分たちがもっと良いプレーをしなければならない」
少なくとも3回ともランを選んでいれば、テキサンズにタイムアウトをすべて使わせることができ、ストラウドの5ヤードパスからフェアバリンのフィールドゴールまでのプレーはそう簡単にはいかなかったかもしれない。
攻撃コーディネーター(OC)ジョー・ブレイディが3回のパスを選んだことに賛成だったかと尋ねられたマクダーモットHCは、「その話には触れない。それは今の段階で重要ではない」と答えている。
「全体として責任は私にある。われわれはもっと良いプレーをしなければならないし、私自身があの状況でもっと良い決断をすべきだった」
アレンにランプレーをさせるか、せめて自らの足を使う選択肢を与えていれば、15ヤード以上をパス3回で稼ごうとするよりはましな結果になっていたかもしれない。
「ジョシュにボールを持たせるのは大好きだ」とマクダーモットHCは述べている。
「あの場面では効率的な攻撃が正しいアプローチだったが、私はそれを実行させることができなかった。この失敗から学ぶしかない。繰り返しになるが、難しい状況だった。相手にはタイムアウトが3回残っていたし、強力なキッカーもいた。そのことばかりを考えていた。いま振り返ると、最初のプレーでランを試してみて、そこから状況を見極めるべきだった。どっちにしても、相手にチャンスを与えないようにボールを進めなければならかった。これらの状況の責任はすべて私にある」
正直なところ、この試合でのビルズオフェンスの内容を考えると、試合終盤まで競っていたこと自体が信じがたい。総獲得ヤードでテキサンズが425ヤードだったのに対し、ビルズは276ヤードにとどまった。もし第4クオーターにストラウドが2度もターンオーバーを喫していなければ、ビルズは10点差で敗れていた可能性が高い。それだけに、適切な試合運びさえできていれば、オーバータイムに持ち込み、敵地で勝利を狙えたかもしれないという悔いが残る。