「W杯出場への鍵」サッカー中国代表が新たに2人の帰化選手を追加で3月予選に追い風か「新たな希望を与える」「手続き開始」
サッカー中国代表は、新たな帰化選手を迎えることによって、来年3月に迫っているアジア最終予選に万全の状態で臨む姿勢のようだ。中国メディア『SOHU』は、中国サッカー協会が迎える可能性の高い帰化選手と、帰化手続きが最終段階に進んでいることを伝えていた。 サッカー中国代表、元マンU選手の帰化を画策か? アジア最終予選グループCは、日本代表が勝点16でトップをひた走っている。一方で中国代表は勝点6で最下位に落ち込んでいるものの、2位オーストラリア代表との差はわずか1ポイント。さらに3位インドネシア代表、4位サウジアラビア代表、5位バーレーン代表が同勝点で並んでいるという状況であり、今後の試合の結果によってはどの国が抜け出してもおかしくはない状況だ。 そんな中で、3月に控えるサウジアラビア代表、そしてオーストラリア代表との決戦を前にして、中国は新たな帰化選手を迎えることによって戦力拡充を図ろうとしているようだ。同メディアは、元鹿島アントラーズで現在は中国スーパーリーグ・長春亜泰足球倶楽部に所属するMFセルジーニョ、そしてコンゴ出身のFWオスカル・マリトゥが正式に帰化手続きを開始したと伝えている。 そして、「オスカルとセルジーニョという2人の強力な外国人助っ人の帰化手続きが正式に開始され、来年のワールドカップ予選までに完了する予定であると報じた」と述べた上で、「ワールドカップ出場への鍵となるかも知れない。このニュースは間違いなく、代表チームに新たな希望を与えるものとなる」と、言葉を続けていた。 もっとも、「もちろん帰化選手の加入は万能薬ではない。サッカー代表チームも戦術システム、選手の連携、総合力を総合的に向上させる必要がある」と、3月までに新加入の帰化選手を加えるであろう中国代表が、チームとしてやるべきことを指摘している。
フットボールチャンネル編集部