「仮性包茎」という分類があるのは世界で日本だけ…「被っているか」を異常に気にする日本人男性が多い理由
■その前に「自信が持てない理由」をよく考えて 包茎手術を希望するなら、手術をしてくれるドクターがどんな人なのかしっかり見極めることが大切です。50例以上の手術経験があれば、まずはひと安心。そのうえで、直接会って、信頼できる医師かどうかを判断しましょう。 もうひとつ、手術を受ける前に確認しておいてほしいことがあります。それは、「自分がどんなペニスを望んでいるか」を、はっきりさせておくことです。希望が漠然としているなら、カウンセラーと相談してもいいでしょう。 たとえば「竿の太さを調節したい」「亀頭を大きくしたい」といったニーズには、ヒアルロン酸、脂肪、シリコンなどを注入する方法も検討できます。リスク・費用・施術後に必要なメンテナンスなどを確認し、自分が望むペニスを実現するためにはどの方法が最も適しているか、リスクも含め、きちんと理解をしたうえで手術に臨んでください。 日本人男性の約80%は仮性包茎です。手術を選択する前に、ペニスに自信がもてないのは本当に包茎が原因なのか、よくよく考えてください。それは、「手術を受けたのにやっぱり自信がもてない」という残念な結果にならないために必要なことです。 ---------- 原田 純(はらだ・じゅん) 径書房代表 1954年、東京生まれ。編集者。15歳で和光学園高校中退。1980年、長女出産。1989年、径書房に入社。竹田青嗣氏に師事。現在、径書房代表取締役。著書に『ねじれた家 帰りたくない家』(講談社)、岸田秀氏との対談『親の毒 親の呪縛』(大和書房)、『ちつのトリセツ 劣化はとまる』(径書房)『人生最高のセックスは60歳からやってくる』(径書房)がある。 ----------
径書房代表 原田 純