「日本一しか考えていない」ヤクルトの田口麗斗が3年総額約5.5億円で契約更改
プロ野球・ヤクルトの田口麗斗投手が26日、契約更改交渉に臨み、3年総額約5.5億円(出来高含む)でサインしました。 【画像】侍ジャパンで登板した田口麗斗投手 田口投手は今季、開幕から守護神を務め50試合に登板し防御率1・86、リーグ2位となる33セーブをマークしました。 11月に開催された「アジアプロ野球チャンピオンシップ」ではオーバーエイジ枠として侍ジャパンにも選出され、日本の守護神として優勝に貢献しました。 また今季取得した国内のFA権は行使せず、ヤクルトに残留を表明しています。 会見の席では今季を振り返り「しっかりと今年1年やってくれた」と球団から評価してもらったということですが、田口投手は「5位で終わったしまったというシーズンだったので、そこが悔しくて」と悔しさをにじませました。 来季への目標についても「一番はセーブ王をとりたいというのはもちろんですけど、なによりチームのリーグ優勝、日本一というのがもう一度味わいたいというところでもあるので、そこしか今は考えていない」と優勝への強いこだわりを見せました。 来季の目標を書いた色紙には「笑って終える」と書き、最後は優勝してみんなで笑えるようにと話しました。 また日本代表についても「特別なものだと思うので誰もが着られるユニホームではないですし、需要と供給がありますので、そういったなかでも自分の実力で入っていけるようにシーズンをしっかりまっとうしていきたいなとは思っています」と侍ジャパン入りへの思いも話しました。