【ONE】若松佑弥、1位モラエスとフライ級王座決定戦へ!「最高としか言いようがない」=3.23さいたま
25年3月23日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『ONE 172 : TAKERU VS RODTANG』の[フライ級総合格闘技(61.2kg契約)世界タイトルマッチ 5分3R]にて同級1位のアドリアーノ・モラエス(ブラジル)と同級2位の若松佑弥(日本)が対戦することが発表された。 両者はデメトリアス・ジョンソンが返還したベルトを賭けて戦う。 【動画】若松がパウンド連打でKO勝利する瞬間!モラエスの一本勝ちも モラエスは元ONEフライ級王者で、ジョンソンと3度に渡り対戦している。前戦となる11月の『ONE 169』ではダニー・キンガッドと対戦し、2R 一本勝ちで勝利している。 対する若松は、今年1月の日本大会でキンガッドに勝利、7日の『ONE Fight Night 26』ではギルバート・ナカタニに判定で勝利しており、現在3連勝中と勢いに乗っている。 両者は22年の『ONE X』で1度対戦しており、当時王者であったモラエスが、3R ギロチンチョークで勝利し、防衛している。 会見に出席した若松は「この間試合が終わったばかりで、さらにスーパーアリーナという素晴らしい舞台でタイトルマッチができることを嬉しく思っています。ちょうど3年前から進化してきた部分を最高な舞台で発揮して、チャンピオンになりたいと思います」とモラエスとのリベンジに燃えているようだ。 ONEのタイトルを獲ることの意味については「当時DJ(デメトリアス・ジョンソン)がUFCからONEに移籍をすると聞いた時点で、ONEのフライ級が世界一だと確信していました。そこから、DJやアドリアーノとも戦って世界の壁をしっかり経験して、ONEで成長していって。モラエスもDJを唯一KOした選手なので、今回最高の舞台で僕がチャンピオンになって、ONEのフライ級が世界一だと知らしめるいい機会だと思うので、最高としか言いようがないですね」とタイトルの価値について語った。 モラエスは会見には出席せず、ビデオレターが届いており「日本で試合ができるのは本当にうれしいね。ONEフライ級総合格闘技世界タイトル戦の機会をもらえて、心から興奮しているよ。みんなに最高の試合を見せるため一生懸命練習に励んでいる。楽しみにしていてくれ。俺は準備万端だぜ!」と、試合に向けて順調ぶりをアピールした。 空位となった王座を獲得するのはどちらになるのか、注目の試合だ。