厳しい暑さ 静岡県浜松市で41.1度 熱中症への注意呼びかけ
17日の近畿地方は高気圧に覆われ、晴れ間が広がっている。気象庁によると、大阪府内の各地では同日午前10時台に大阪市や堺市などで気温35度以上を観測した。東海地方の静岡県浜松市では同日午後0時10分に国内の史上最高気温と並ぶ41.1度を観測。気象庁などでは熱中症への注意を呼びかけている。
大阪市では、同日の予想最高気温が38度となっており、同庁は「熱中症の危険が特に高くなる見込みです。暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、十分な対策をとってください」と注意を呼びかけている。 大阪市消防局の発表によると、今月1日から13日までの救急出場件数8795件のうち、熱中症による救急搬送は267件にのぼっているという。 同消防局は「熱中症は熱により身体の水分と塩分のバランスがくずれたり、体の調整機能が正常に働かなくなることが原因で発症するため、過ごしやすい環境で無理をしない生活をすることが一番の予防策」とし、汗をかくような運動や作業をする場合は屋外だけでなく、屋内にいる場合でもこまめに水分をとり、休憩を十分にとるよう呼びかけている。