本拠地胴上げの可能性は大いに残すも…日本ハム戦5連敗のソフトバンクはCSに向けて不安が膨らむ1敗【#好球筆打】
◆ソフトバンク2―3日本ハム(17日、みずほペイペイドーム) 【記者コラム/好球筆打】 本拠地では今週、まだ4試合も残す。その後は大阪での1試合を挟み、もう2試合本拠地で戦う。そういう意味ではまだ、本拠地胴上げの可能性は大いに残している。 ■近藤が負傷抹消、正木が引っ張れ!【写真】 とはいえ、2位日本ハムとの直接対決に敗れたことで、今回の2連戦でライバルに引導を渡すことは不可能となった。「いよいよだね」。試合前はいつにも増して気合十分だった王球団会長も、試合後は「(得点は)昨日も1点だからね。投手陣は頑張ってんだけどね」と今季14度目の1点差負けを悔いていた。 もちろん、チームの現状を嘆いているわけではない。試合前は「(9月上旬に)4連敗した時はどうなるだろうと思ったけど、そこから7連勝だもんね」とチームの底力を称賛していたし、帰りの車に乗り込む際には「また明日だよ」と力強く拳を握っていた。いつでも、どんな時でも、チームの勝利を強く願う。それが王会長だ。 ただ、不安が膨らむ1敗となったことも事実だ。チームはこれで日本ハム戦5連敗。本拠地では3連敗で、いずれも大事な9月に喫している。10ゲーム差と大きく引き離してはいるが、短期決戦のクライマックスシリーズを考えると悩ましい。 だからこそ、本拠地では今季最後となる18日の直接対決はぜひとも勝って、前進したい。ファンもスカッとする1勝を願っているに違いない。(石田泰隆) 【#OTTOホークス情報】 【▼おすすめ記事は下記関連リンクから▼】 「いるメンバーでやるだけですよ」(小久保監督一問一答完全版より)
西日本新聞社