ローマで解任されたジョゼ・モウリーニョ氏(C)Getty images

【欧州・海外サッカーニュース】ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が26日、レガ・セリエAの会合へ出席した際、エースのFWヴィクター・オシムヘンや、元ローマ指揮官ジョゼ・モウリーニョに言及した。 【動画】インテルが大会3連覇達成！ スーペルコッパ決勝　ナポリ × インテル｜ハイライト

今シーズンは、リーグ戦20試合を消化して9位に沈む王者ナポリ。日本時間23日のスーペルコッパ・イタリアーナ決勝では、数的不利の中、90分までインテルと互角の勝負を続けたが、後半アディショナルタイムにラウタロ・マルティネスの決勝弾に屈し、タイトルを逃した。 そんな中、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は、レガ・セリエAの会合に出席した際、インタビューに応じたナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長の言葉を伝えている。ナポリ会長は、AFCアジアカップ カタール 2023と同様に今冬開催されているアフリカネイションズカップ2023に言及すると心境を吐露。「この重要な時期に、アフリカ杯で選手が何人かいない。おかげで補強の取引をいくつか行わなければならなくなった」と嘆いた。 また、ナポリ会長は、かねてよりメルカートで注目を浴びるFWヴィクター・オシムヘンの去就に言及。2026年6月末に契約満了を迎えるエースが今シーズン終了後に退団する見込みであることを明かした。新天地には、1億3000万ユーロ（約209億円）にとされる違約金の支払い能力のあるイタリア国外のビッグクラブの名前を挙げた。 「オシムヘンは将来を決めたって？　彼の発言には驚かない。彼が退団するだろうことは知っていた。移籍先の候補？　レアル・マドリード、PSG（パリ・サンジェルマン）、またはプレミアリーグのトップクラブだ」 ナポリを巡っては、来シーズンへ向けて、ローマ指揮官の座を解任されたジョゼ・モウリーニョ氏の招へいの可能性が囁かれた。しかしナポリ会長は、ポルトガル人指揮官がクラブのプロジェクトに合致しないとしてうわさ話を一蹴した。 「モウリーニョは極めて偉大な指揮官だ。だが、彼の未来はアッズーリ（ナポリの愛称）にない。ジョゼは、我々の構想に当てはまらない。そして彼がイタリアでキャリアを続けることはないだろうと考える」