角田裕毅の金曜日3番手にRB幹部も満足「周回を重ねるごとに自信を深めていった」上位勢に迫る速さを見せ、予選Q3進出に照準|F1
ビザ・キャッシュアップRBの角田裕毅は、エミリア・ロマーニャGPの金曜日公式セッションで存在感を示した。チーム幹部もこの出来に満足している模様だ。 【動画】エミリア・ロマーニャGPのFP2、角田裕毅が3番手!リザルトのトップ3ビジュアルには角田の顔が 角田裕毅はRBのVCARB 01を駆り、FP1では6番手、FP2では3番手と、上位勢に大きく割って入る一発の速さを見せた。 今季からRBの首脳陣に入閣した百戦錬磨のレーシングディレクター、アラン・パーメイン氏は金曜日に角田が見せた内容に満足感を示している。チーム公式メディアがその言葉を伝えた。 「ユウキは金曜日最初の周回から、クルマのパフォーマンスに満足しているようだった。周回を重ねるごとに自信を深めていったようだ」 「今日は3つのタイヤコンパウンドをすべてを走らせたが、彼はFP2の途中でソフトを装着し、一時はファステストラップも記録した。クルマの出来には概ね満足していたようだね」 「いつものように、土曜日のFP3と予選に向けてさらに微調整を重ね、さらに改善させていきたい。そのためにも今夜は小さいながらもしっかり検証すべきことがいくつかある」
一方で僚友ダニエル・リカルドはフィーリングが角田に比べてマシンに合っていなかったようだ。パーメイン氏はこう続ける。 「ダニエルはマシンとの相性が最初は良くなかったようだ。朝最初のラップからオーバーステアについて不満を言っていた。セッションが進むとともに改善されていき、今こそ彼はクルマの出来に満足感を示している」 「やるべきことはまだまだある。今夜はしっかりデータを分析して、彼らをグリッドの先頭に近づけさせたい。これがきっちりできれば、明日の午後には2人とも予選Q3へ送り出すことができるだろう」