46歳ランペイジ・ジャクソン、ボクシング戦で復帰へ!相手は因縁の元UFC王者
元UFCライトヘビー級王者クイントン・”ランペイジ”・ジャクソン(46=米)が7日、2025年に米国ニューメキシコ州アルバカーキにてボクシング戦で復帰するとSNSで発表した。 相手は2010年にUFCで戦いジャクソンが敗北した、"因縁"の元UFC同級王者ラシャド・エヴァンス(45=米)。しかしファンからは、現在MMA戦デビューを進めるジェイク・ポールとの対決を望む声が多い。 【フォト・動画】ジャクソンがボクシング特訓、パワフルミット打ち ジャクソンは01年のPRIDEデビュー戦で、桜庭和志を投げ技で追い詰め(試合はジャクソンの一本負け)活躍し、その後06年まで連続参戦した人気ファイター。 その後はUFCでライトヘビー級王者に輝き、最後の試合は19年12月、RIZINとの合同興行『BELLATOR JAPAN』で、ヒョードルにKO負けしていた。 それから6年越しの復活が、ボクシング戦となった。 相手として発表されたエヴァンスとジャクソンは、09年のUFCリアリティー選手育成番組『The Ultimate Fighter(TUF)』で、対決チームのコーチ同士に しかしジャクソン・チームは1勝7敗となってしまう。怒り狂ったジャクソンが、ドアを粉々に破壊するシーンが当時大いにバズった。 その後、10年に2人が対決し、激闘の末エヴァンスが勝利している。ジャクソンとしてはなんとしても勝ちたい相手で、長年再戦を希望していた。 ジャクソンは以前「あいつは俺にMMAでリベンジされるのを恐れているんだ、だからボクシング戦をしたがっている。やってやるさ」と語っていた。 ジャクソンはSNSでポスターを公開し「決着の時だ!みんな終わったと思ったか?いや、ここで全てにケリをつける!前回はやられたが、あれは過去の話だ。今度は違う!これはただの試合じゃない、”清算”だ。進化したランペイジ2.0か?」と鼻息荒く意気込んだ。 ジャクソンは昨年、元ボクシング世界ヘビー級王者シャノン・ブリッグスとの対戦の話があったが、流れている。今回はプロモーション会社も決まっており、行われる可能性は高そうだ。 しかしファンからはYouTuberボクサーのジェイク・ポールとの対決を望む声が大きい。ジェイクはマイク・タイソン戦後、今年夏に向けMMAデビューを行うと報じられており、そのデビュー相手に「問題児同士」でもあるジャクソンがふさわしいというわけだ。 コメントには「MMAでジェイク戦って、彼に教訓を与えてくれ。奴はいつも、昔の総合格闘家たちを軽視しているんだ」と元MMA王者たちをボクシング戦で”狩って”きたジェイクにリベンジしてくれとの声も並ぶ。 ジェイク戦も望まれる中、まずは試合に復帰することからかもしれない。日時の決定を待ちたい。