先生が学ぶ生成AI 資料作りの時間を短縮し子どもと関わる時間を増やす【長野・安曇野市】
夏休みの学校で、生成AIに関する研修会が開かれました。狙いは、教員の働き方改革です。 19日、安曇野市の明北小学校の教室で、いつもは教える側の先生たちが、机に、と言うかパソコンに向かっていました。 ■司書教諭「なんか頼りそう。頼っちゃいそうですよね」 頼って良いんです!あす2学期が始まるのを前に、話題の「生成AI」について学びました。 「生成AI」は、新たな文章などを自動的につくり出すデジタル技術です。仕事に導入することで、業務の効率化が期待されます。 養護教諭の女性が試しにつくってみたのは… ■養護教諭「9月保健だより」 コチラが、生成AIによる「9月保健だより」。運動会に向けた「体力づくり」や「ケガ防止」について書かれていました。 ■養護教諭「今まで自分の手元にある資料とかで作成していたんですが、ほんと、時間短縮になりますね。子どもとの関わりの時間とか、すごく持てるんじゃないか」 一方、利便性だけでなく注意点も学びました。 ■安松大介教頭「(児童の)名前と紐づけて住所や成績を入力しないことがまず一つ。 二つ目はあくまでも出てきた(検索)結果はたたき台として利用して下さい」 ■安松大介教頭「先生たちはすごく忙しい。時間が足りない中で、出来るだけ勤務時間を短くして本来やるべきこと・やりたいことに自分たちの力を注げるようにしたい」