スペシャリティらしい快適性を【3】S15シルビアの6速ミッション搭載。速さと快適性の両立へ|1976年式 日産 ローレル SGX
【1976年式 日産 ローレル SGX(C130) Vol.3】 調子を取り戻したエンジンには、S15シルビア用の6速ミッションが組み合わされ、よりパワーバンドを生かした走りを実現。前後ダンパーもビルズ製の物が装着され、この車高でもしなやかさを手に入れた。そのうえでエアコン、パワステといった快適装備も備えているのがこのローレルの強みだ。 【画像27枚】バッテリーはトランクに移設され、台座や余計な穴は全てスムージング。配線類はなるべく見えないように隠して配置。パワステポンプもペイントして視覚的に排除し、「見せる」エンジンルームを造り上げた 速さと快適性の両立。それはスカイラインやZでなく、ローレルだからこそしっくりとくるテーマなのかもしれない。 SPECIFICATIONS 1976年式 日産 ローレル SGX(C130) ●外装:リスタードカーボンボンネット/チンスポイラ ●エンジン:L28型改3.1L/LD28クランク/亀有φ89mmピストン/ワコー75Sカム/ヘッド加工/F-CON Vpro制御 ●吸気系:TWMφ50mmスロットル ●排気系:亀有φ48ステンエキマニ6-2-1集合 ●駆動系:S15シルビア用6速ミッション ●足まわり:ビルズ製ダンパー ●ブレーキ:(F)4POTキャリパー/スリットローター ●ホイール:スピードスター・マークIII F:15×8.5J/R:15×9J ●タイヤ:ポテンザRE-01 (F)205/55R15 (R)225/50R15 ●内装:レカロSR-3(張り替え)/Defiタコメーター 初出:ノスタルジックスピード 2014年3月 Vol.003 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部
【関連記事】
- スペシャリティらしい快適性を【1】汗臭さのない車種らしい装備をワンオーナー、実走10万kmという上質車で|1976年式 日産 ローレル SGX
- スペシャリティらしい快適性を【2】インジェクション化をやり直しF-CON Vpro制御へ|1976年式 日産 ローレル SGX
- 夢ではないかと何度も夜中にガレージへ|1972年式 日産 ローレル HT 2000 GL-6【3】大人がたしなむ旧車チューンド
- 旧車と最新技術の融合【2】キャブにしか見えない電子燃料噴射!? 最新制御はエンジン保護にも|1971年式 日産 スカイライン HT 2000 GT-R
- ケンメリGT-Rやグロリア、ローレル・・・村山工場で生まれたクルマの「里帰り」|プリンスの丘自動車ショウ【60、70年代旧車編】