バルセロナFWハフィーニャがシャビ前監督のもとで感じていた不満を明かす「60分ですべてをやろうとして…」
スペインの名門バルセロナに所属するFWハフィーニャは、今季好調のチームを支える原動力としてクラブには欠かせない存在となっている。そんな同選手だが、昨季までチームを指揮していたシャビ監督にある不満を感じていたようだ。スペインメディア『Football ESPANA』が現地時間2日に報じている。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! 今季バルセロナで輝くハフィーニャは、ハンジ・フリック新監督が就任したことによってもっとも恩恵を受けている選手だ。今季はリーグ戦12試合に出場してすでに7ゴール6アシストを記録。28試合で6ゴール9アシストを記録した昨季の数字に、シーズン序盤でほぼ並ぶ勢いであり、12節終了時点でリーグトップに立つチームには欠かせない存在となっている。 また、今期のリーグ戦はまだ12試合しか消化していないものの、プレー時間は992分。一方で、昨季は先発出場がわずか17試合、試合途中での交代も多く28試合に出場してプレー時間は1370分だった。 同選手は、「シャビを批判しているわけではない」と前置きしつつも、「だが、彼に関しては、(自分が)60分で交代させられてしまうことは分かっていた。その60分間ですべてをやろうとしていたが、何もうまくいかなかった」と、スペイン紙『エル・パイス』のインタビューにて語っている。 また、「うまくいっていた時でも、結局は(スタメンから)外されてしまっていた」と言葉を続けており、出場機会の少なさや元監督からの信頼の欠如について不満があったことを示唆していた。 そして、フリック新監督については、「仕事への取り組み方や選手への接し方も(シャビ元監督と)違う。何も勝ち取れていなかった時の、メンタリティを変えるのにも役立つ」と、新監督のもとで充実した時間を過ごせていることを強調している。
フットボールチャンネル編集部