大坂なおみ 世界最大級ファッション誌の表紙飾る<女子テニス>
大坂なおみがファッション誌の表紙に登場
女子テニス協会のWTAは17日に公式サイトで世界ランク58位の大坂なおみが、世界最大のファッション誌の1つ「ハーパーズ バザー」オーストラリア版の2025年1月号の表紙を飾ることを掲載した。 【画像】表紙を飾る大坂なおみ 元世界ランク1位で全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2度の優勝を果たした大坂は、今回の華やかな写真撮影でルイ・ヴィトンやその他の高級ブランドを身にまとった。 大坂は自由と心の平和の概念を振り返りながら、作家のトレイシー・ホームズにその概念について率直に語った。 「多くの人にとって、自由は異なって見えますが、私にとっては、人生のどの位置にいるかによってさらに異なります」 27歳の大坂は2023年に娘のシャイちゃんを出産し、今年産休から復帰。ホームズは、大坂が2018年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で初優勝しブレイクして以来、自分が切望していた自由を知っていると記している。世界で最も稼ぐアスリートの1人となり、また不安症やうつ病との闘いを明かしてメンタルヘルスの提唱者となって、コート外で自身の代理店と制作会社を経営する起業家になった大坂は「それは目的地ではないが、むしろ終わりのない旅」だと明かした。 「今、私にとっての自由とは、娘と一緒に時間を過ごし、娘の目に喜びを見ることができ、私が彼女の傍にいて彼女の模範となる限り、外部の声は関係ないということを知ることです。 結局のところ、母親になってから、私の疑問は非常に単純なものに変わったことが分かりました。それは、勝っても負けても、私はまだゲームを本当に愛しているのかということです」 この記事では、大坂が化粧品ブランド「メイベリン」と今後提携することや、メンタルヘルスの問題と闘う人々を支援する「Brave Together」キャンペーンについても明らかにしている。 「私は人生において真の自由を見つけようと今も取り組んでいますが、自分の信念に忠実であり続けることが、個人的な自由の感覚に到達するのに間違いなく役立ちました。また、完璧であること、すぐに立ち直ること、常にグループに同意することなど、自分自身へのプレッシャーを軽減するのにも役立ちました。そして私は、自分の声をまだ見つけていないかもしれない他の人たちの代弁者となるために一生懸命働いています 」