2024年度の年金額「厚生年金の夫婦」と「国民年金の夫婦」の平均年金月額はいくらか
国民年金(基礎年金)「60歳~89歳」の平均年金月額はいくら?【年金一覧表】
次に国民年金についても確認していきます。 ●【60歳~69歳】国民年金の平均月額 ・60歳:国民年金4万2616円 ・61歳:国民年金4万420円 ・62歳:国民年金4万2513円 ・63歳:国民年金4万3711円 ・64歳:国民年金4万4352円 ・65歳:国民年金5万8070円 ・66歳:国民年金5万8012円 ・67歳:国民年金5万7924円 ・68歳:国民年金5万7722円 ・69歳:国民年金5万7515円 ●【70歳~79歳】国民年金の平均月額 ・70歳:国民年金5万7320円 ・71歳:国民年金5万7294円 ・72歳:国民年金5万7092円 ・73歳:国民年金5万6945円 ・74歳:国民年金5万6852円 ・75歳:国民年金5万6659円 ・76歳:国民年金5万6453円 ・77歳:国民年金5万6017円 ・78歳:国民年金5万5981円 ・79歳:国民年金5万5652円 ●【80歳~89歳】国民年金の平均月額 ・80歳:国民年金5万5413円 ・81歳:国民年金5万5283円 ・82歳:国民年金5万7003円 ・83歳:国民年金5万6779円 ・84歳:国民年金5万6605円 ・85歳:国民年金5万6609円 ・86歳:国民年金5万6179円 ・87歳:国民年金5万6030円 ・88歳:国民年金5万5763円 ・89歳:国民年金5万5312円 ※65歳未満の国民年金の受給権者は繰上げ支給を選択したもの 国民年金の場合は5万円台となっています。 国民年金のみの場合、年金のみでは生活できない方も多いでしょう。 国民年金のみの場合は、早くから国民年金基金やiDeCo、個人年金保険などの私的年金や貯蓄を用意しておくことが大切でしょう。
ねんきんネットでは年金見込額の試算もできる
今回は平均額を見てきましたが、重要なのはご自身の受給額でしょう。 ねんきんねっとでは、以下の試算が可能です。 ・かんたん試算:現在の加入条件が60歳まで継続するとした場合の年金見込額 ・詳細な条件で試算:今後の働き方、老齢年金の受取年齢、未納分の納付など詳細な条件で年金見込額を試算 ご自身の年金見込額について把握していないという方も多いと思うので、まずは確認しましょう。 ただし、ねんきんネットで試算をおこなっても、年金額は毎年度改定されており、少子高齢化の日本においては今後年金額は変わる可能性もあります。 年金が減る可能性も考えた上で、公的年金以外の備えについても検討していきましょう。
参考資料
・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」 ・厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」 ・日本年金機構「令和6年4月分からの年金額等について」 ・日本年金機構「年金振込通知書」 ・厚生労働省・日本年金機構「知っておきたい年金のはなし」 ・日本年金機構「大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています」
宮野 茉莉子