【ジブリ】人気作品ランキングを紹介!『君たちはどう生きるか』発売記念
ちょっと変わったTSUTAYA独自ランキングでも集計!
また販売数&レンタル合計に、観客動員数とTV放送を加えて集計した独自の人気ランキングも作成。こちらでは観客動員数2350万人突破の『千と千尋の神隠し』が他を圧倒して1位に。2位は『もののけ姫』、3位には『ハウルの動く城』、4位に『崖の上のポニョ』と観客動員数1000万人以上の作品が上位を席巻。反対にTSUTAYAの販売数&レンタル数で首位だった『となりのトトロ』は劇場公開された当時の観客動員数が低く、興行時の不振を反映して8位に陥落。ジブリ作品初のヒット作になった『魔女の宅急便』も上位作品にかなわず10位にランクイン。代わりに12位だった『借りぐらしのアリエッティ』が6位、『風立ちぬ』が5位、『ゲド戦記』が10位に上昇。これらはジブリ作品の観客動員数トップ10に入っていることから一気に順位をひっくり返したようだ。 1位:千と千尋の神隠し 2位:もののけ姫 3位:ハウルの動く城 4位:崖の上のポニョ 5位:風立ちぬ 6位:借りぐらしのアリエッティ 7位:となりのトトロ 8位:猫の恩返し 9位:魔女の宅急便 10位:ゲド戦記 11位:天空の城ラピュタ 12位:耳をすませば 13位:紅の豚 14位:風の谷のナウシカ 15位:平成狸合戦ぽんぽこ 16位:コクリコ坂から 17位:おもひでぽろぽろ 18位:かぐや姫の物語 19位:火垂るの墓 20位:思い出のマーニー 21位:海がきこえる 22位:ホーホケキョ となりの山田くん 23位:ギブリーズ episode 2 24位:アーヤと魔女 25位:レッドタートル ある島の物語 今回紹介してきた歴代の劇場ジブリ作品に、新たに加わるのは2023年に公開された『君たちはどう生きるか』。宮﨑駿監督が10年振りに世に送り出したスタジオジブリの長編アニメーション。『風立ちぬ』で表明した長編作品からの引退を撤回して制作に取り組んだ作品で、宮崎監督の心の中に残るかつてを日本を舞台に、自身の少年時代と重ね合わせて綴られる自伝的ファンタジーとなっている。 “宣伝をしない”宣伝が話題となって、劇場は連日満員の大盛況となり、国内の興行収入は93億円、観客動員数は626万人を突破。ジブリ作品としては『ゲド戦記』を抜いて歴代7位の記録となる。海外興収も好調で、全世界32ヶ国で上映され、世界興収は約410億円(4月19日現在)。北米では『借りぐらしのアリエッティ』、中国では『千と千尋の神隠し』が持っていたジブリの興行収入最高額を塗り替えるなど世界的な大ヒット映画となった。 1月には第81回ゴールデングローブ賞では日本作品で初めて最優秀長編アニメーション映画賞、2月には英国アカデミー賞のアニメーション映画賞を授賞したのに続いて、3月には米映画界最大の祭典となる第96回アカデミー賞の長編アニメーション賞を授賞。アカデミー賞長編アニメーション賞授賞は2003年に『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶり二度目の快挙と、まさに日本アニメ史上に燦然と輝く歴史的作品となった。 そんな『君たちはどう生きるか』のTSUTAYA店頭販売&レンタルとTSUTAYA DISCASでの宅配レンタルは7月3日(水)からついにスタート! 劇場で味わった感動を再び自宅でも味わえることができるだけでなく、友人や家族たちと一緒にワイワイ騒ぎながら鑑賞したり、映像の細部まで詳しくチェックして自分なりの考察を深めたりと、自宅だからこそ出来る楽しみを堪能してみてほしい!
ライター 川畑剛