韓国検察、政治ブローカーの男と国民の力・金映宣元議員の拘束令状を請求 政治資金法違反の疑い
【TV朝鮮】(アンカー) 検察が、公認介入疑惑の中心人物で政治ブローカーのミョン・テギュン容疑者と金映宣(キム・ヨンソン)元議員に対する拘束令状を請求しました。政治資金法違反の容疑です。選管が告発してからほぼ1年、検察が検事11人から成る専担捜査チームを立ち上げてから1週間での令状請求です。リュ・テヨン記者がお伝えします。
(記者リポート) ミョン・テギュン容疑者は検察の事情聴取で、公認介入疑惑を全面否認しました。 (ミョン・テギュン容疑者) 「お金の流れを見れば、この事業は、この事件はすぐに解決される。わたしはびた一文受け取ったことはありません」 金映宣・元議員から受け取ったおよそ6000万ウォン(現在のレートで約660万円)については「貸したお金を返してもらった」と述べました。 資金のルートだった世論調査会社「未来韓国研究所」も、自分の所有ではないと言いました。 しかし検察は、ミョン容疑者が受け取った資金は2022年再選挙・補欠選挙における公認の見返りだと判断しました。 検察はミョン容疑者と金・元議員に対する拘束令状を請求しました。 2022年地方選挙の予備候補2人についても、拘束令状を請求しました。 やはり、公認を受けるためミョン氏に合わせておよそ2億ウォン(約2200万円)を渡した容疑です。 (ミョン・テギュン容疑者) 「私が言いさえすれば全てそのポストに就いてるはずですが、なぜ就いてないんですか?」 検察は、ミョン容疑者の拘束令状に政治資金法違反容疑のみを適用しました。 疑惑を暴露したカン・ヘギョン氏については拘束令状を請求しませんでした。 ただし、ミョン容疑者の身柄を確保したら、メディアが提起している全ての疑惑を調べる方針です。 「ミョン容疑者が昌原国家産業団地の選定に関与した」という疑惑については、昌原市がきょう、公式に否定しました。 ミョン容疑者に対する令状実質審査は今月14日午後3時30分から昌原地裁で行われます。TV朝鮮、リュ・テヨンがお伝えしました。 (2024年11月11日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)