民進・前原代表が両院議員総会後に会見(全文1)民進代表は辞めるつもりない
民進党・前原誠司代表が、28日午後3時45分より会見を行った。同日午後の両院議員総会において検討されている「希望の党」との合流を含めた連携方針を発表した。 ※一部、判別できない箇所がございますことをご了承ください。
冒頭解散極めて強い憤りを感じている
司会:それでは大変お待たせをいたしました。本日の衆議院の解散。そして先に行われました民進党の両院議員総会を受けまして、前原誠司代表の記者会見を行わせていただきます。冒頭、代表からのご発言をお願いいたします。 前原:はい。皆さま、お疲れさまでございます。お集まりいただきましてありがとうございます。まず解散についてでございますけれども、再三再四、われわれが国対や、あるいは4党の幹事長会談での申し入れを行っていたにもかかわらず、まったく議論をせずに冒頭解散、戦後初でありますけれども、冒頭解散をしたということについては極めて強い憤りを感じております。暴挙であると思っております。しかし解散がなされました。われわれとしては安倍政権をストップさせる、そのために常に言っておりました1対1の構図に持ち込むというところの結論を〓一定 00:04:53〓常任幹事会、両院議員総会でいただきましたので、そういった方向の中で、これからは取り組みをさせていただきたいと、このように考えております。私からは以上です。 司会:はい。それではご質問をお受けしたいと思います。挙手の上、社名、お名前をおっしゃった上でご発言ください。どうぞ。
どのような思いで大きな決断に至ったのか
テレビ東京:テレビ東京の大江と申します。よろしくお願いいたします。代表に就任されて1カ月足らずで大きな決断をすることになったんですけれども、この決断に至るまでどういう思いで決断に至ったんでしょうか。 前原:はい。おっしゃるように9月1日に代表に選ばれて、まだ27日目でありますので、本当に目まぐるしい1カ月弱だったというふうに思います。しかしながら山尾さんの問題、そして相次ぐ離党者、そして解散という形になりまして、われわれとしては、どう国民に責任を果たしていくべきなのかということを常に考えながら行動してまいりました。そして皆さん方に常に申し上げてきたように、どうすれば小選挙区の1対1の構図に持ち込めるかということを考えておりました。 4党での協力ということも選択肢であったというふうに思いますけれども、やはり1つはわれわれとしては政策理念というもの、あるいは方向性で一致するところと、より協力をしていきたいということの中で、この10日余りでありますけれども、小池さんサイドといろいろ話をしていく中で、内々、今日に至る合意を2人の間で行うことになりまして、そして結果として今日の常任幹事会、両院総会での決定に至ったということであります。 早速これからは政策のすり合わせ、そして候補者調整、息のつく暇のない状況になります。もう早速、先方から候補者調整についての提案がありましたので、それにもう実務的にはかかったところでございまして、しっかりと日がございませんので、大事な条件を整えていきたいと考えております。 司会:次の方、どうぞ。